けん玉の方法・やり方・手順や使い方・流れなどについて
けん玉の方法概要
日本で広まっていったころのけん玉は、カップがひとつとボールがひとつという非常にシンプルな形をしていました。現在使用されている「大皿、小皿、中皿、けん先にボール」という形が考え出されたのは、大正時代、広島でのことです。その後、その形は現代へと引き継がれながら、更なる進化を遂げていることをご存知でしょうか。たとえば、プラスチックでできていて大皿や小皿を付け替えることができるもの、皿にボールがのったりけん先に上手くささったりした時に音が出るもの、さまざまなキャラクターとコラボした見た目にもこだわったけん玉などが販売されています。
けん玉の手順・方法01
単純と思いきや実際に遊んでみると意外に難しいのがけん玉です。まずは名人になるための第一歩、基本中の基本である大皿へのせる方法をマスターしましょう。体制は利き手側の足を半歩前へ、重心はつま先に、肩の力を抜いて自然に構えます。そして鉛筆を持つように親指と人差し指でグリップを持ち、中指、薬指、小指を皿に添えます。そしてひざのクッションを使って1・2・3のリズムで技を繰り出します。1でひざを曲げ、2で伸び上がり、3で軽く膝を曲げて玉を大皿で受け止めてみてください。この練習を何度も繰り返すことで、自然にけん玉の使い方が身についていきます。
けん玉の手順・方法02
大皿へのせる方法をマスターしたら、つぎは小皿にチャレンジです。やり方や流れはほぼ大皿と一緒ですので、すぐに出来るようになるでしょう。さらに中皿へと進んでいきます。けん先を下にして中皿が上にくるようにしたら、グリップの部分を軽く親指と4本の指で挟むように持って構えます。中皿は全ての皿の中で一番小さいため最初は難しく感じるかもしれませんが、玉をまっすぐ上に上げるということを意識すれば必ずマスターできます。基本の手順である1・2・3のリズムで技を繰り出すことと、ひざの使い方を忘れず練習してみてください。
けん玉の手順・方法03
ここまで出来るようになったら、いよいよだれもがあこがれる技、けん先へ玉をさすやり方へ進んでみましょう。けん先にさすためには、これまで以上にボールをまっすぐ上へひきあげなくてはいけません。けん先を上に向け、大皿と小皿の下を親指と人差指・中指で持ち、薬指・小指を中指の下に添えます。手首だけで引くと穴が下向きになりませんので、必ず肩とひざを使って持ち上げるようにしましょう。もし何度やってもなかなか入らない時には、下に垂らした玉を左手で回転させてからひきあげると成功しやすくなります。技が決まった時の達成感は大きいので、諦めずチャレンジしてみてください。
けん玉の手順・方法04
ここまでのやり方をマスターしたら、それらの方法を組み合わせることでいろいろな技を成功させることができます。どんどんチャレンジしてみましょう。 【とんぼ】 手順 1.横向きに持ちます(大皿と小皿が平行にくるようにしてください)。 2.けん先と大皿・小皿の中間に玉をのせられれば成功です。 【もしかめ】手順 1.大皿にのせる時と同じ持ち方をします。 2.童謡「もしもしかめよ」のリズムに合わせて、大皿→中皿→大皿→中皿という ように順番に移していきます。 3.一曲歌い終わるまで続けられれば成功です。 どちらも持ち方がポイントです。けん玉の使い方のよい練習になります。
けん玉の手順・方法05
さらに難易度をあげていきましょう。 【飛行機】 手順 1.グリップではなく玉を持ちます。 2.振り子のようにけんを振り出します。 3.持っている玉の穴にけん先がさされば成功です。 小さく振って軽く糸を引くだけでけんは逆さになりますので、振り出しは大きくする必要はありません。玉にさすときはひざを曲げながら、けん先をよく見ましょう。 【世界一周】手順 1.小皿にのせる時と同じ持ち方をします。 2.そこから玉を下ろさず大皿→中皿へとリズム良く移していきます。 3.最後にけん先にさされば成功です。 いかにスムーズに持ち変えられるかが勝負です。最初は大皿→けん先の流れから練習してもいいでしょう。
けん玉の考察
これが出来れば尊敬の目で見られるかもしれません。 【灯台】 手順 1.玉を持ちます。 2.中皿が下向きにくるようにけんを振り出します。 3.玉の上に中皿がのり3秒静止できれば成功です。 中級編で紹介した飛行機と似ていますが、じつはこちらの方が難易度が高いやり方です。 【お年玉】手順 1.けん先にさす持ち方をします。 2.もう片方の手で玉を上にひっぱり、穴が下向きになるように持ちます。 3.手を離して玉を落とし、下で構えていたけん先にさされば成功です。 非常にシンプルで簡単に見えますが、やってみるとかなり高度な技であることが分かると思います。
けん玉のまとめ01(使い方や注意点など)
ここまで出来れば完璧に名人です。 【金魚すくい】 手順 1.持ち方は自由で構いませんが、けん先にさす持ち方がやりやすいです。 2.床に玉を置きます。 3.金魚すくいのように大皿で玉をすくえると成功です。 これは予想以上に難しい技で、床すれすれにけんを動かすことがコツです。あまり速くけんを動かす必要はありません。 【さるのこしかけ】 手順 1.グリップを逆さまにしてけん先を持ちます。 2.玉をまっすぐ上げ、けんに寄りかかるようにして小皿のふちにのせます。 3.3秒間静止できれば成功です。 安定感のない場所にのせるのは非常に難しいものです。のせる場所や組合せが変わると違う名前の技になります。
けん玉のまとめ02(使い方や注意点など)
これまで名人になるための流れを紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。現在あるけん玉の技の数は3万種類以上ともいわれており、いかに奥が深い遊びかがわかります。基本の持ち方や技を組み合わせることで、もしかしたらこれまで考案されていない自分だけのオリジナル技を作ることができるかもしれません。自分の考えた技を世界中の人がプレイしてくれるなんて、考えただけでもワクワクしてしまいます。現代は動画を視聴したり配信することができる時代になりました。名人の技をじっくり研究することができますし、習得した自分の技能を披露することも簡単です。
けん玉のまとめ03(使い方や注意点など)
「家でやっているだけでは物足りない」「とことん極めてみたい」という方は、けん玉検定を受けられてみてはいかがでしょうか。技の一覧表が用意されているので、それに指定された条件をクリアすれば昇級していくことができます。目に見えて級が上がっていけば自信につながりますし、つぎの目標を定めてステップアップしていくことが可能です。また、さまざまな競技会やイベントに参加するのも面白いでしょう。現在はタイムや技を競い合ったり、トーナメント方式でたたかうものだけでなく、ステージが用意されていてそこで自分の自慢の技を披露できるような催しもあります。
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けん玉、どこか懐かしい響きを持つこのおもちゃ、一度は遊んだことがあるという方も多いのではないでしょうか。けん玉の起源ははっきと分かってはいませんが、1500年代フランスの子供達が行っていた「ビル・ボケ」という遊びではないかと考えられています。フランスの王様も楽しんでいたという記述が残されており、国中でブームになっていたのではと予想されています。これが日本に伝わってきたのが江戸時代、当時港が開かれていた長崎から各地へと広まっていきました。当時は遊び道具としてだけでなく、その日の運勢を占うための道具としても使用されていたことが分かっています。