バンパー修理の方法・やり方・手順や使い方・流れなどについて
バンパー修理の方法概要
最近ではバンパーの修理を自分で行う人も増えてきました。 カーショップにもバンパーの傷を修復するための様々な商品が販売されています。 バンパー修理に必要な道具をすべてそろえれば5000円前後の費用がかかりますが、工場で修理をする際の金額と比較するとかなり安く修理することができます。 あまりに傷が大きすぎる場合では素人の手には負えない場合もありますが、擦り傷程度であれば素人でも修理することができます。 修理にはコツがいりますが作業の流れや手順をしっかりと意識すれば、見た目にはわからないほどきれいに傷を直すことができます。
バンパー修理の手順・方法01
バンパー修理を自分で行う際は、カーショップなどで修理に必要な道具をそろえましょう。 修理に必要な道具はボディプラサフ、シリコンオフ、バンパープライマー、マスキングシート、マスキングテープ、サンドペーパーの150番、320番、600番、1000番、ぼかし用ボディペン、塗装用ボディペン、ボディペンクリア、細めのコンパウンド、パテなどの道具が必要となります。 後は家庭にある軍手やタオル、カッターなどを用意しておきましょう。 修理にかかる時間は傷の大きさや数にもよりますが、丸1日はかかるので時間に余裕をもって作業を始めましょう。
バンパー修理の手順・方法02
作業を始める時には、まずはしっかりとバンパーの傷を見るようにしましょう。 バンパーについた傷の部分はバリと呼ばれる尖ったささくれのようなものがたくさんできていると思います。 まずはこのバリを用意したカッターでしっかりと削り落としましょう。 バンパーのほかの部分に多少傷がついても後できれいに磨くので問題ありません。 後の作業や仕上がりに影響が出るので、しっかりと削り落としておきましょう。 カッターでバリを削り取った後は150番のサンドペーパーで表面を削ります。 コツは傷の範囲よりも少し広めに削ることです。 バンパーの下地を手で触った時に平滑になったら作業は終了です。
バンパー修理の手順・方法03
バンパーの表面が平滑になったらここで一度、用意したタオルで表面の汚れをきれいに拭いておきましょう。 次の作業ではシリコンオフとバンパープライマーを使います。 シリコンオフはバンパー表面の油分を脱脂するためのものです。 サンドペーパーとカッターで削りだした部分に均等にスプレーし、後はタオルで拭きます。 シリコンオフの次はバンパープライマーを使います。 バンパープライマーはパテが樹脂にしっかりと定着するための接着剤のような役割を果たします。 後でパテ塗りを行う部分に少し離れたところから、薄く塗布します。 作業はこれだけです。
バンパー修理の手順・方法04
シリコンオフとバンパープライマーを塗布する作業が終了したら、いよいよパテ塗りの作業に入ります。 パテは主剤と硬化剤の2種類に分かれています。 使用する前にしっかりとパレット上で混ぜ合わせるようにします。 混ぜ合わせが済んだ後は、一方向から傷を埋めるようにパテを塗っていきます。 パテはしだいに硬化してくるので、手早く流れるように作業を行うのがコツです。 傷の部分にパテを塗り終えたら作業は終了です。 パテがしっかりと乾燥するまで、そのまま置いておきます。 パテがしっかりと硬化するまでの時間は季節によって異なりますが、1時間程度で完全に固まります。
バンパー修理の手順・方法05
パテが乾燥したら、320番のサンドペーパーで表面が平らになるまで磨いていきます。 表面を磨いていくとバンパーの下地の部分にパテが残り、周辺部分と同じように平らになっていきます。 表面を磨きながら時々、手のひらや指で確認を行いながら作業をするのがうまく仕上げるためのコツです。 320番のサンドペーパーでだんだん表面が滑らかになってきたら、次は600番のサンドペーパーで磨きます。 600番のサンドペーパーで磨き、完全に傷が埋まり周辺の部分との段差がなくなったらパテ塗り作業は終了です。 パテ塗りの作業の後は塗装作業へと移ります。
バンパー修理の考察
パテ塗りの作業終了後はいよいよ塗装作業となります。 塗装作業を行う前にもう一度、シリコンオフとバンパープライマーを塗布しておきます。 シリコンオフとバンパープライマーを塗布し終えたら、次はボディプラサフを塗布する作業へと移ります。 ボディプラサフは広範囲に飛散しやすいので、マスキングシートとマスキングテープを使って周辺部分にボディプラサフが付着しないようにしっかりとカバーをしておきます。 マスキング作業が終了したら、ボディープラサフを傷の部分に塗布します。 ボディープラサフは1度に塗らず3回程度に分けて塗るようにします。 ボディープラサフを塗布し終えたらマスキングシートを外して作業は終了です。
バンパー修理のまとめ01(使い方や注意点など)
ボディープラサフが乾きマスキングシートを外したら、1000番のサンドペーパーでボディプラサフを塗布した部分を丁寧に磨いていきます。 この時に塗布したボディープラサフを落としすぎないように注意しながら作業を行うようにしましょう。 ボディープラサフを磨いていく時は、周辺部分から少しずつ磨いていくやり方がコツとなっています。 周辺部分から中心部分に向かって数度に分けて行う方法で丁寧に作業を行いましょう。 ボディープラサフの作業が終了したら、次は細めのコンパウンドで塗装を行う部分と周辺部分を磨きます。 コンパウンドでの磨き作業が終了したら、次は塗装作業へと移ります。
バンパー修理のまとめ02(使い方や注意点など)
塗装作業を行う前にもう一度、マスキングシートで周辺部分に塗料が飛ばないように保護しておきましょう。 マスキングシートを張り終えたら、ぼかし用ボディーペンを塗布しましょう。 ぼかし用ボディーペンを先に塗布しておくことで色むらが出にくくなり、仕上がりがきれいになります。 ぼかし用ボディーペンを塗布した後は塗装用のボディーペンで塗装していきます。 塗装は3回に分けて丁寧に塗り重ねるようにするのがコツとなっています。 塗装用ボディーペンを塗り終えた後は、ボディーペンクリアを塗布し、つや出し作業を行います。 つや出し作業が終わったら、マスキングシートを外しすべての作業が終了となります。
バンパー修理のまとめ03(使い方や注意点など)
以上が自分でバンパー修理を行う際の方法です。 バンパー修理は方法、やり方、手順をしっかりと守ることが上手に仕上げるコツとなっています。 またバンパー修理ではたくさんの道具を使用します。 使い方も3回に分けて使用するなど、独特な使い方をすることが多くなっています。 作業を行う際は間違った使い方をしないように、注意しながら作業を行いましょう。 紹介したやり方や手順に従い、全体の作業の流れがしっかりとイメージできれば作業は1日程で終了します。 ディーラーや整備工場、板金工場などに依頼するよりも低料金でバンパー修理が行えるので、興味のある方は一度、自分で修理を行ってみてはいかがでしょうか。
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うっかり車のバンパーをこすってしまい、バンパーに傷をつけてしまったことは車の運転をする人であれば、誰にでもあるでしょう。最近の車はバンパーが車の前部や後部を大きく覆っているため、傷がついてしまうと非常に目立ってしまいます。車のバンパーに傷がついた時は、修理することになります。バンパー修理はディーラーや整備工場、板金工場などで行うことができます。修理にかかる料金は傷の大きさや深さにより変化しますが、小さい傷でも数万円以上の金額になってしまいます。バンパー修理の料金は決して安くはないので、修理を依頼する際は相見積などをしっかりと取るようにしましょう。