ラッピングの方法・やり方・手順や使い方・流れなどについて
ラッピングの方法概要
手始めに基本的な包み方のやり方を知っておきましょう。 最も包みやすい方法はキャラメル包みと呼ばれる包み方です。 箱など四角い物を包むのに向いています。 手順を説明していきます。 用意する物は包む物と包装紙です。 まず、包装紙の大きさを確認します。 包装する物を紙の上に載せ、紙に折り目が付かないように軽く合わせます。ぐるりと巻きつけて一周より余るくらいが最適です。品物がはみ出してしまうようでは小さすぎるので、別の紙を用意しましょう。反対に、余ってしまって側面にまで出ていたら、大き過ぎる分を切ります。折り曲げてカッターで切るときれいに切れます。 左右のサイド面は半分以上、品物以下の大きさになるよう調整します。
ラッピングの手順・方法01
包装紙の上に包む物をひっくり返して置きます。こうすると完成時に品物の表面が表に向きます。 そして巻き付けた側をテープで留めます。この時左右がずれないように注意して、テープを止める位置が中央になるように調整します。 たわんでいると仕上がりが美しくないので、破けない程度にしっかり引っ張りましょう。 次はサイドを包んでいきます。紙が重なっている部分を倒してから、左右を順に折ります。最後に上の部分を折りますが、真ん中よりはみ出ている部分は内側に折り込んでおきましょう。最後にテープで留めます。反対側も同様です。 最後に角が出るように、人差し指と親指でつまむように折り目を付けます。 これでキャラメル包みは完成です。
ラッピングの手順・方法02
もう一つ、基本的な包み方でやり方を知っておきたいやり方があります。 斜め包みと呼ばれる方法です。 キャラメル包みよりも難度が高いので注意してください。 紙のサイズの確認も少しややこしいです。 包装紙を長い方向が縦になるように置き、時計回りに45度ずらします。そして包みたい品物を長い方向が横になるようにします。 包装紙の手前に来た角が、側面を覆って品の上に来るようにします。三角形の頂点が品物の左から内側に2~3cmの位置に来るように調整します。 そして品物を向こう側へひっくり返し、もう一度、起こした時点で底が紙からはみ出していなければその紙で包むことができます。
ラッピングの手順・方法03
サイズを確認した時と同じに品物を置き、起こした紙をテープで留めます。 次に左側の紙を起こします。たわまないように品物の角に合わせて折り込みます。品物の上に来るようにしてテープで留めます。このテープは完成した時に見えないようになるべく右の上部に貼ります。 品物を手前に引きながら奥に倒します。ここでたるむと見栄えが悪くなるので気を付けましょう。左側の紙を内側に扇状に折るといいです。 同じようにして右側も折り込み、最後に奥側の紙も起こします。 上に重ねる時に、品物の対角線をつないだバツになるように、余った部分を内側に折ります。三角形の頂点の部分は2cmほど内側に折り込みます。 これで斜め包みは完成です。
ラッピングの手順・方法04
包装紙で包むのが大変だったり、箱が無かったりしたら、袋でラッピングしましょう。使い方を工夫すれば素敵なラッピングができます。 その流れを説明します。 用意するのは紙袋とリボンです。この時、品物が入っている部分より半分以上、上に余裕があるサイズを選びます。 紙袋に品物を入れます。袋を閉じ、上から順に1~2cmほどの幅で山折り、谷折り、と蛇腹に折っていきます。 品物のところまで折れたら、今度は真ん中で二つに折るように起こします。それが扇のようになるように、テープやホチキスで重ね合わせて留めてください。ぴったりくっつけず、下に少し隙間を作ります。 出来上がったらその隙間からリボンを掛け、正面に結ぶと完成です。
ラッピングの手順・方法05
紙袋の使い方は他にもあります。 例えば、まるでシャツにネクタイを締めたような形に折る方法です。手順は、紙袋の上を閉じてから、2cm程度の幅の谷折りにします。それをもう1度繰り返します。できた折り目をワイシャツの襟に見立てて、表側に左右とも折ります。リボンでネクタイを作れば、ラッピングの完成です。 これ以外にも、袋の口をレースのように飾り切りし、折口を多目に垂らすように閉じるだけでもおしゃれに仕上がります。 もっとシンプルに仕上げたい時は、閉じ口に2穴パンチで穴を開けて、リボンを通して結ぶだけでも素敵にできあがります。
ラッピングの考察
ちょうど良いサイズやデザインの紙袋が無ければ、自分で作る方法もあります。 手順は、長方形の紙を横長に置きます。次に左右の紙を折って重ねて貼ります。この時、貼り合わせた部分を中央にせず、まちの分だけずらします。筒状になった紙をまちの幅だけ起こして折ります。長方形の筒になったら、まちの半分のところで谷折りにし、平たくなるようにします。 ここで一旦筒状に戻し底を作ります。底にしたい方の左右の紙を中に折ります。上下貼り合わせた時に隙間が無い位にしてください。そして貼り合わせた面のある方を先に折って、上からかぶせるように最後の面を貼り付けます。 貼り方が甘いと底が抜けてしまうので気を付けてください。
ラッピングのまとめ01(使い方や注意点など)
ワインやシャンパンは贈答品によく用いられます。ボトルのラッピング方法も手順を知っておきたい物の一つです。 流れを説明します。 用意するのはビニールやセロファンなどの包装材とリボンです。紙は不向きです。透明のセロファンでもおしゃれです。 包装材をボトルに巻きつけます。底の部分は径の半分より大きく、はみ出さないようにします。隙間なく巻き、テープで留めます。 次に底の部分を折り込みます。一定の間隔にすると仕上がりがきれいです。きれいに折れたら真ん中をテープで留めます。飾り用のシールでも見栄えがいいです。 次にボトルの首あたりを締めるようにリボンで結びます。寄ったしわを調整すれば出来上がりです。
ラッピングのまとめ02(使い方や注意点など)
ラッピングには包装紙が欠かせません。 一体どこで購入できるか、御存知でしょうか。 確実なのは包装材を売っている専門店です。種類が豊富なのと、枚数も大量なのが特徴です。たくさん包装するものがあったり、こだわりがあったりする方におすすめです。 また、生活雑貨屋にもたくさんの種類があります。紙や袋だけではなく、リボンや箱がセットになった物もありますので、選びやすいのが特徴です。 あなどれないのが100円均一のショップです。意外と種類もたくさんありますし、手ごろな価格でおしゃれなものが多くあります。 近隣に適当な店舗が無ければ、インターネットの通信販売も便利です。
ラッピングのまとめ03(使い方や注意点など)
気を付けたいのが、慶事と弔事とではラッピングの方法に違いがあることです。 キャラメル包みの場合、お祝い事の時には重ね合わせた紙の内、右の方が上に来るようにします。弔事はその逆です。 斜め包みの場合、立てておいた状態の上から隙間ができるようにするのがお祝い事用です。幸せを受け止めるという意味があります。弔事に使う時には逆にし、悲しみが下に流れ落ちるようにという意味を込めます。 ラッピングには贈る品そのもの以上に、マナーや気遣いが現れます。せっかく贈り物をするのですから、心配りを忘れないようにしましょう。
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誰かに贈り物をするのに、ラッピングは欠かせないことです。何が包まれているのだろうと期待を高める効果もありますし、贈る方への丁寧さを込めることもできます。凝った包み方や、かわいらしい紙に包まれていると、プレゼントされる方も喜びが増すでしょう。贈り手が自分のために工夫してくれたことを、自然と感じることができるからです。そのためにも、包装の方法や包装紙の選び方などを知っておくと便利です。また、包装にオリジナリティを持たせることで、他のプレゼントと差を付けることもできます。包装紙の使い方一つで、素敵なラッピングをすることもできるのです。