バッテリー交換の方法・やり方・手順や使い方・流れなどについて
バッテリー交換の方法概要
バッテリー上がりの原因は長い期間車を動かしていない場合や、エンジンを停止した状態でカーラジオやエアコンを使用し続けた場合などが主な原因となっています。 バッテリーは走行することにより充電を行っているので、長期間運転をしなかったり、エンジンを停止している状態で電力を使用しすぎると、走行による充電ができないのでバッテリー上がりの原因となってしまいます。 購入してから間もない場合でも1度バッテリー上がりを起こしてしまうと、極端に充電性能が低下してしまうので再度、交換する必要があります。 エンジンを停止しているときなどは電力の使い方に注意するようにしましょう。
バッテリー交換の手順・方法01
1度でも上がってしまった時や、長期間使用して寿命が来たときには交換が必要になります。 作業はディーラーや整備工場、カーショップなどで行っています。 ディーラーやカーショップなどで作業を行った際の作業工賃はおおよそ1000円前後となっています。 それほど高い金額ではないのでディーラーやカーショップなどで作業を依頼する人が多いですが、ディーラーやカーショップなどでは他のお客さんも大勢おり、作業終了までに時間がそれなりにかかってしまうことから、最近ではバッテリーをカーショップで購入し自分で作業を行う人が増えています。
バッテリー交換の手順・方法02
自分で交換作業を行う際には、ゴム製の手袋やスパナ、ゴーグル、錆び止めグリース、紙ヤスリやワイヤーブラシなどを用意しましょう。 これらの道具は、感電などの防止や火花が散った際などに目を保護するためのもの、錆びついたケーブルをきれいにするための道具です。 特別な道具は必要ありませんが、安全に作業を行うためには必要なものばかりとなっているので、家にない場合はカーショップなどに販売されているものを必ず購入しておきましょう。 作業に必要な道具がそろったら、次は自分の車にあったサイズをカーショップなどで探してみましょう。
バッテリー交換の手順・方法03
カーショップで購入する前には必ず自分の車で使用できるサイズを確認してください。 サイズがあまりに大きすぎたり小さすぎる場合には取付ができなかったり、車がうまく始動しないなどの原因となってしまいます。 バッテリーはほとんどの車でボンネット内に設置されています。 ボンネットを開いて設置されている位置を確認し、本体に書かれている英数字を確認しましょう。 その英数字が現在、使用しているタイプの表示です。 英数字の先頭に書かれている数字は性能ランクを表しています。 それ以下は短側面、長側面の長さ、端子の位置を表しています。 自分の車に使用できるのか分からない場合などは、店員に確認するようにしましょう。
バッテリー交換の手順・方法04
交換作業に必要な道具がすべてそろったら、できるだけ平らな場所で交換作業を始めましょう。 まず作業を始める際には感電や火花による事故を防止するため、用意しておいたゴム手袋とゴーグルを必ず装着してから作業を始めてください。 また車がエンジンは停止してから30分程度、時間をおいてから作業を始めましょう。 すべて用意が整ったら、ボンネットを開き設置されている位置を確認しましょう。 設置されている位置を確認したらショートを防ぐためマイナス端子側のケーブルを外します。 マイナス端子のケーブルを取り外すことができたら、次は同じ要領でプラス端子のケーブルを外しましょう。
バッテリー交換の手順・方法05
プラス端子のケーブルの取り外しが終了したら、プラス端子とマイナス端子が同時に他の金属に触れないように、プラス端子をガムテープなどでしっかりと固定しておきます。 この状態でプラスとマイナス端子が同時に金属部分に触れると、大量の火花が周辺に飛び散ります。 揮発性のガスが漏れていた場合には火災事故などの原因にもなりますので、端子は注意して取り扱うようにしましょう。 プラス端子をしっかりと固定できたら、本体を固定している取付金具を取り外します。 取付金具はスパナで上下のナットを緩めれば簡単に取り外すことができます。 取り外した金具は端子に触れない場所に保管しておきます。
バッテリー交換の考察
端子からケーブルと金具の取り外しが済んだら、慎重に本体を車の外に取り出します。 本体の取り出しが済んだ後は、本体を収納していた受け皿を丁寧に掃除しておきましょう。 下皿の掃除が終了した後は、ケーブル側の端子を紙ヤスリやワイヤーブラシできれいにしておきます。 特にケーブル側の端子は腐食防止のためしっかりと錆を落としておきましょう。 しっかりとケーブル側の端子を掃除したら用意しておいた錆止めグリースをしっかりと塗りこんでおきます。 錆び止めグリースは端子全体をしっかりと覆うようにたっぷりとつけておきましょう。
バッテリー交換のまとめ01(使い方や注意点など)
取り外し作業と掃除が終わった後は、取り付け作業を行います。 取付方法を間違えると動作不良や損傷、事故などの原因となりますので、作業の手順や流れをしっかりと確認して正しいやり方で作業を行う必要があります。 取り付け作業は用意した新しいバッテリーを受け皿の上に慎重に設置しましょう。 この時、決して端子の位置を間違えないようにしっかりと確認しておきましょう。 端子の位置を確認し受け皿の上にしっかりと設置したら、取り外した金具を用意し固定する作業を行います。 金具の取り付けが終了したら、しっかりと固定できているか手で押してみるなどして確認しておきましょう。
バッテリー交換のまとめ02(使い方や注意点など)
受け皿に本体を固定した後は、ケーブルの取り付け作業を行います。 ケーブルの取り付け作業は方法を間違えるとショートする恐れがあるので、取り付ける手順や方法をしっかりと守るようにしてください。 ケーブルは必ずプラス端子の側から取り付け作業を行います。 プラス端子への取り付け作業ができたら、ナットが緩んでいないかをしっかりと確認しましょう。 確認作業が済んだ後は、マイナス端子側のケーブルを取り付けます。 マイナス側の端子ケーブルもプラス側と同様にしっかりと取付できているかを確認しましょう。 プラスとマイナスの両方のケーブルを取り付けたら、錆び止めグリースを塗ります。 後は端子カバーを取り付けて作業は終了です。
バッテリー交換のまとめ03(使い方や注意点など)
以上がバッテリー交換のやり方と手順です。 作業を自分で行う際には参考にしてください。 作業をやり方や作業の流れを覚えてしまえば誰にでも簡単に行うことができます。 作業の際に注意すべきなのは、端子の取り付けなどの方法や流れを間違えないことです。 簡単な作業ではあってもケーブルの使い方などをいい加減に行うと、重大な事故の原因となってしまいます。 単純な作業であっても交換作業は慎重に行うようにしましょう。 また交換し終わったバッテリーは、新品を購入したお店などで無料で引き取りしてもらうことができます。 必ず購入したお店で適切に処分を行うようにしましょう。
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バッテリーは車を始動したり、カーラジオなどのアクセサリーを使用するためには欠かせないものです。しかし長期間使用していると徐々に性能が衰えてきます。性能や使い方のもよりますが寿命は平均すると2年から3年程度となっています。交換のサインはカーラジオの音が小さくなったり、ライトの光が弱くなる、エンジンがなかなか始動しない、ルームランプがつかない、ワイパーの動きが遅くなる、パワーウインドーの開閉が遅くなるなどの症状があります。以上のような症状が現れたら、車が動かなくなってしまう前に早めに交換を行うようにしましょう。