座敷わらしに会う方法・やり方・手順や使い方・流れなどについて
座敷わらしに会う方法概要
座敷わらしが住んでいる家は栄えると言われています。また、飽きて出て行ってしまった途端にその家は衰退するとされています。福の神とも言える仕業を行うと共に、出て行った後には見向きもしないという両極端な面を持っています。子供の妖怪とも複数の子供の魂が集まって1人になっている精霊とも言われています。来るタイミング、出て行くタイミングについては計り知れません。子供特有の気まぐれさが全面に出ていると言えます。当然、当人はああしてやろう、こうしてやろうというのではなく、つまらないから飽きたから出て行くといった感覚なのかもしれません。
座敷わらしに会う手順・方法01
座敷童子と漢字で表記され、地域によっては座敷ぼっこ、蔵ぼっこと言う呼びかたがあります。古い時代の座敷は広くて薄暗い感じがしますし、蔵の中はうっすらと自然光がさす程度の明るさです。そのような環境を好み出没されることから座敷や蔵をいる(子供の呼び方である)わらしとしています。東北地方では、わらしをわらすと発音することが聞かれます。また、おかっぱ頭の女の子という説もあります。また、元の正体は河童であるという説もあります。会うといってもその方法は東北地域に住む人々にも、確固たる手順は説明できないようです。ある日突然、その存在に気付くといった流れが多いようです。
座敷わらしに会う手順・方法02
東北地方以外で出没することがあるのでしょうか。北海道や沖縄の民話では、座敷わらしに近い妖怪または精霊が登場します。海外ではどうでしょうか。海外の場合、子供の霊というよりもドワーフ(小人)が多く登場します。それらの小人の精が、物語の流れに必要な脇役として、人間のために良いことを行ったりいたずらをしたりとあります。それらの妖精に会う方法や術の使い方という書物さえもあります。しかし、民話とされていても、想像の産物として片付けられない場合もあります。実際に会った人、見た人、東北地方で座敷わらしに会った人々と同じ経験をされている人もいることでしょう。
座敷わらしに会う手順・方法03
生きている者とさまよっている何らかの物の好む居住空間は必ずしも同一のものとはいえません。居心地の良い場所という設定を考えた時、明るい部屋や使い方の便利な様々な生活用品を想像するかもしれません。座敷わらしにとって居心地の良い場所とは、どんな環境なのでしょう。どこからともなく現われ、座敷の片隅にいつの間にか居る、蔵の中で遊んでいるという情報から、そのような環境を好むようです。あるいは、自分自身を取りまく流れの中で、あの家はお参りや供物を欠かしていなかったという思い出も含んで、お礼する家を選んでいるのかもしれません。
座敷わらしに会う手順・方法04
実際の子供は、こうなるとかああなるとか何か計算上でその先を見越して行動することはあまりありません。育った環境や天性の計算力を持ち合わせている場合もありますが、大抵はその時その時で、自分が楽しいまたは楽しくなりたいということが前提で行動しています。座敷わらしが子供の格好をしている何か、または子供の何かであるとしたらそれらの要素がかなり含まれていると言えます。楽しいやり方をしたら大事にしてくれた、だからまた楽しいやり方をするという流れがあると言えます。出て行く時は飽きた時、楽しいことをしても大事にしてくれていると感じなくなった時ということでしょうか。
座敷わらしに会う手順・方法05
東北地方には座敷わらしがいる宿が、何軒かあると言われています。会うだけでも、また見ただけでも幸せになれるということで話題を呼び人気の宿では、1年2年先まで予約でいっぱいということです。しかし、何度か宿泊しても1度も見たことが無いという方もいるようです。特別に会う方法ややり方または、何か特別な道具など使い方があるのでしょうか。宿側でも会うことができるように、何らかの方法を取り入れている場合もあるようですが、その時の流れで必ず会うことができるというわけではありません。見ることができなくても福が続いている宿に泊まった、というだけでも恩恵を授かったと言えるかもしれません。
座敷わらしに会う考察
地方によっては、座敷童子様と尊敬の意をこめて、様をつけて呼んでいる人もいます。我が家にもいつでも来てくださいと願う人もいるようです。そのくらい有益な力を持つと知られているのでしょう。呼び込むために様々な供物を捧げたり、御祈祷を行う方法まであります。家を建てる時には、金色の球を床下に埋めるという地域もあります。あの家には来たが、うちには来ないということで、いろいろな手順を試みても来ない所には来ないようです。また邪悪な何かを感じ取ると、来ないとも言われています。そのため、お祓いや御先祖供養がなされている家の方が、住み着く可能性が高いとも言われています。
座敷わらしに会うまとめ01(使い方や注意点など)
来ていただくために気に入られようと、お祈りや好物のお菓子、おもちゃを用意とあらゆる手順を踏んでも、来たくないと来ません。またそういった意識を持たない家に、いつのまにか住み着いているといったことの方が多いようです。しかし、住んでいると言われている家に共通することは、先祖から行ってきたことを黙々と受け継いできた、何らかの善行をしているといったことです。神がかり的に感じるかもしれませんが、生身の人間ではない解明のできない物であることに対して今後も語られるのであれば、住家として選ばれる条件の検証をするということも出てくることでしょう。
座敷わらしに会うまとめ02(使い方や注意点など)
女の子の格好で現われるとされていますが、実際の性別は分かりません。赤い顔をしているとも言われています。では童子様はどんな人を好み、姿を見せるのでしょうか。東北地方の昔の言い伝えには、遊んでいる子供の人数がいつの間にか増えている、どこの子かわからない、いつ仲間に入ってきたのかもわからないが子供達は、何の違和感もなく無邪気に遊んでいるというのです。夕暮れが近づいて子供達がめいめい家に帰る時には、誰か分からないその子も知らないうちにいなくなっているのです。そのことから、座敷わらしは子供が好きとも言われています。
座敷わらしに会うまとめ03(使い方や注意点など)
作家の小説の中に、漫画家の作品の中に、そして子供達に人気のゲームキャラクターとしても座敷わらしの存在は日本人にとって影響を与えています。もちろん、作者達のキャラクター発掘と着眼点がその魅力を生かしていることには違いありません。しかし、時を経て多くの伝承がある故郷から飛び出し、小さな存在ではありながら至るところに出没していることには変わりありません。それらを見ると、作家や漫画家、デザイナーの手を介して座敷わらしのメッセージが伝わってくるような気もします。きっと子供から大人まで自分が住まない家の人までの幸せを運ぼうとしているのかもしれません。
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座敷わらしについては、東北地方にその逸話が多くあります。子供の姿をした霊が出るという話には歴史の中での悲しい事実があります。貧しい農村で子供を養えない時代、飢餓により辛い思いで命を落とすならという思いで間引きという風習があったことに関わりがあります。大人たちは、償いに悲しい魂に供物を捧げ、せめてあの世では楽しく生きられるように手厚く弔っていたとされています。それらの霊が集まり人に会うため子供の姿となって、気に入った家に遊びに来るようになったのです。本来無垢な子供の本能は、お役に立ちたい、愛されたいという思いでいっぱいなのです。その思いが座敷童子となって現在に至っているのです。