千切りの方法・やり方・手順や使い方・流れなどについて

千切りの方法概要
美味しくて、身体にもよくて。そんな千切りキャベツですが、作ろうと思うとなかなかに面倒なのが玉に傷。きっと、スーパーマーケットのサラダコーナーで、既に切られて袋詰めで売られているものを買ってしまう人も少なくないと思います。 でも、やり方のコツさえつかめば、そんなに面倒でもなくなると思います。 包丁の扱いに慣れていない人は、きっと怪我が怖かったり太くなってしまったりするから敬遠しがちなのだと思います。 でも、小学生の私の娘でも出来た方法なら、間違いなく誰にでも千切りが出来ると思います。 その方法をご紹介しようと思います。
千切りの手順・方法01
さて、この方法では準備するものが少し多いです。 まずは、包丁。料理の基本的な道具であり、味すら左右してしまう重要な道具です。切れない包丁を使う方が寧ろ怪我をするので、しっかり研いでおいてください。トマトがスムーズに切れれば大丈夫です。 次は、まな板。包丁の女房役で、最近では薄くて切った食材をそのまま包んで鍋に運べるタイプがありますが、薄いものは滑りやすいので出来れば厚くて重い物を使ってください。 そして、キャベツの前に、熱湯と冷水を用意してください。これが重要です。 熱湯はヤカンで沸かしたままで大丈夫です。冷水はボウルなどに入れておいてください。 あとは欲しい量のキャベツを用意したら、準備完了です。
千切りの手順・方法02
最初の手順として、キャベツをざる等にいれ、上から熱湯をかけてください。芯の方を上に向けると、全ての葉に行き渡ります。まんべんなくかけてください。 掛け過ぎると火が通り始めてしまうので、キャベツ全体に掛けてうっすら湯気が立ったら止めてください。 そしてそのまま、ボウルに用意した冷水に入れてください。氷などを入れてキンキンに冷やしておくと、更に食感がよくなります。 3~5分ほど入れたままにしておくと、キャベツの葉が水分を含んでみずみずしくなり、同時に温度差で生じる細胞の変化によって柔らかくなり、切りやすくなります。
千切りの手順・方法03
いよいよ切ろうと言うところですが、実は冷水から取り出したキャベツをそのまま切ると、危なくて失敗の元になるのです。葉の間の水分で滑ってしまうのです。 だから、しっかりと水をきります。 とは言え、簡単なやり方としてご紹介しているので、一枚一枚丁寧に拭くなんて事はしません。 冷水から出したキャベツを軽く振って大まかな水を落とし、キッチンペーパーや清潔なタオルで包みます。そして、手ごろなスーパーの袋などに入れたら、遠心力に任せて回転させます。 周囲にぶつかる物のない、広い場所でやってくださいね。 20~30回転ほどで止めて大丈夫ですが、水気の飛び具合で調整してください。
千切りの手順・方法04
子供の頃の調理実習や、子供向け番組の料理コーナーなどで必ず耳にする”猫の手”ですが、大人になっても基本中の基本です。指先よりも押さえる面積が広くなり、かつ、指の背のカーブを利用して包丁の刃が直接触れるのを防いでくれるからです。 さて、では水気を切ったキャベツを軽く押し、平らにしたら猫の手で押さえ、抑えたところから1cm右に包丁を当てます。(左利きは逆) いよいよ、スライスしていきます。 切れ味を良くしてある包丁なら、引いたり押したりせず真っ直ぐ降ろすだけで切れるのですが、手前から奥へ、軽く押すように力を加え切ります。 切れたらそのまま小さな円を描くように手前へ戻し、リズミカルに切っていきましょう。
千切りの手順・方法05
人間は思ったより精密ではありません。同じ動作を繰り返すと、どうしても微妙にずれてしまうものです。逆に、僅かな差を出すだけならば、その微妙なズレを利用して慎重にやらずとも簡単にできるのです。人間だからこそといった構造を利用するのが今回のやり方です。 先程の手順説明で1cm言ったのは、怪我をしたくないという防衛本能を利用するためでもあります。 手からとても近い距離で、リズミカルに円を描いていく。防衛本能が働き、押さえている手の方へは大きくずれたりしませんが、利き手を同じ動作で動かし続けると、操作する脳の側へと僅かずつズレていく。右なら左へ、左なら右へ。そのズレを利用して、細い千切りを作るのです。
千切りの考察
少しずつ押さえている手をずらしていき、それに合わせてどんどん切っていきましょう。この方法ならば、普段より少し早く切ることが出来ると思います。 出来上がった千切りキャベツは、好みの料理の付け合せにしたり、そのまま炒め物にしても美味しく食べることが出来ます。お好み焼きなどに使っても、焼き上がりが早くなり便利です。 おすすめの使い方としては、玉ねぎなどと一緒に塩とスパイスで漬けたザワークラウトです。 お味噌汁などに入れると言う方も居ます。先日初めて食べましたが、なかなか美味しかったです。 たかがキャベツ、されどキャベツ。使い方は様々です。
千切りのまとめ01(使い方や注意点など)
やり方としては、まず道具の準備。 包丁をしっかり研ぎ、しっかりしたまな板を使う。 火傷に注意して熱湯を沸かし、ボウルを用意して冷水を準備する。 次に、手順のまとめをしますが、流れとしては以下です。 1、熱湯をまんべんなくかけたキャベツを冷水につける。 2、しっかり水気を切り、まな板の上でしっかりと”猫の手”で押さえる。 3、押さえた手の1cm横で、手前から奥に円を描くように包丁を動かし、リズミカルに切る。 4、押さえる手と包丁は少しずつ動かし、焦らずに切る。 この流れで何度か練習すれば、いつでも好きな時にキャベツの千切りをササッと作ることができます。
千切りのまとめ02(使い方や注意点など)
子供の頃、親が作った千切りキャベツがとても太く、あまり好きではありませんでした。 そう思っていたのも束の間、自分の子供たちが驚くほどのお好み焼き好きに育ってしまいました。パック売りでは追いつかず、自分で切るしかないと思い頑張ってザクザクとやっていたのですが、娘が待ちきれず「手伝う」と言いだしました。年齢的には包丁を使っても大丈夫なのですが、やはり危険だと思い、なんとか安全に簡単にできないかと考え、このやり方にたどり着きました。 結果として自分も楽に出来るようになり、子供たちも沢山食べてくれるので良かったと思います。
千切りのまとめ03(使い方や注意点など)
簡単な千切り方法の流れを説明して来ましたが、今の子供や若い世代の方々はあまり野菜を食べない傾向があります。 下ごしらえが面倒だったり、調理時間が掛かったりと、確かに野菜をメインにしようと思うと手間でしかないのかも知れません。 そこで、だからこそのキャベツだと思います。 刻むだけで付け合せからメインまで何でもこなせ、食物繊維で健康維持もできる。使い方の工夫で無限の可能性があると思います。 先程出したザワークラウトにすれば、乳酸菌で発酵させる漬物なのでお腹に優しいのは勿論、酸味がありホットドッグに挟むと絶品です。 工夫次第でいくらでも楽しめる野菜、その入り口に、是非キャベツの千切りを取り入れてみてください。
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