避妊の方法・やり方・手順や使い方・流れなどについて
避妊の方法概要
次に避妊の方法でよく知られているのが「低用量ピル」です。これは、男性ではなく女性が摂取することに寄って望まない妊娠を防ぐことが出来る方法です。女性自ら避妊することが出来るということや、また生理不順や生理痛などといった女性特有の痛みや悩みも、改善することが出来るというメリットがあります。毎日決まった量を摂取していれば、妊娠を防ぐことが出来ますが飲み忘れてしまうと効果がありません。また、男性用コンドームのようにドラッグストアやコンビニなどで購入することが出来ず、医師から処方してもらうようになっています。
避妊の手順・方法01
他に知られている避妊方法といえば「ペッサリー」です。形からリングとも呼ばれているペッサリーは、子宮口から直接入れて使用するものです。精子が膣内に入っても、このペッサリーでカバーされているため子宮に届かないようになっている仕組みです。使い方は2種類あり、お医者さんなどで装着してもらうものと、自分で毎回装着するものがあります。ペッサリーは自分の子宮のサイズなどが合っていなかったらズレるので、妊娠する可能性の高い物です。元々は子宮脱や子宮下垂などの治療法として使われていたため、あまり普及していないのが現状です。
避妊の手順・方法02
この他の避妊のやり方というと「殺精子剤」です。殺精子剤には様々な種類があるため、それぞれ好みや状況などに合わせて使い分けるのが良いです。良く使用されている形は、ゼリー状になっているものです。そのまま膣に塗ると、効力が短いためコンドームやペッサリーなどに塗る使い方が一般的です。ゼリー状になっているため潤滑油のような役割もします。そのため、膣に入れやすくするためペッサリーを病院で処方された際に一緒に渡されたり、コンドームに殺精子剤が塗られて販売されているものもあり、知らないうちに使用している人も多いものです。
避妊の手順・方法03
また、フィルムになっている殺精子剤もあります。手順はフィルムを小さく折りたたんで、膣の中に入れるのが使い方です。フィルムは膣の中で溶けてゼリー状になり、それが精子を殺傷する効果があります。ただ、挿入してから10分間は効果がないため、待たなくてはいけないというデメリットもあります。そして、1時間ほどで効果がなくなってしまいます。また、日本では製造が通常しているため通常のドラッグストアやコンビニなどでは販売されていません。ですから、海外製のもので購入できるのは、もっぱら通販となっているのが特徴となっています。
避妊の手順・方法04
また錠剤になった殺精子剤もあります。子宮口まで挿入し、錠剤が溶けて精子を殺すという手順となっています。持ち運びしやすく、簡単に購入出来ますが効力期間が短いのがデメリットになっています。またコンドームが敗れて失敗してしまった、流れで避妊せずに最後まで行ってしまい妊娠が心配だという人には「モーニングアフターピル」があります。日本でも認可されているものがあり、性交渉をおこなってから72時間以内に摂取すれば、妊娠を防ぐことが出来るという物です。ただ、副作用などが大きく出ることもあり、値段も高価なことから緊急時しか使用できないものとなっています。
避妊の手順・方法05
また子宮の中に器具を装着して行う方法もあります。それは「子宮内避妊用具」と呼ばれる物です。IUDともいわれており、子宮にはめ込んで行うやり方です。流れは、IUDを行っている婦人科などに行って、装着してもらいます。麻酔などは使わず、少し痛みは伴いますがそのままはめ込みます。誰にも知られずに妊娠を防ぐことが出来たり、ピルのように毎日摂取しなければいけないという面倒なこともありません。それに1度装着すれば、2から5年ほど使用可能で、初期費用はかかりますがより経済的ということが出来ます。しかし、IUDは体質的に合わない人もいるのがデメリットです。
避妊の考察
また根本的に妊娠を防ぐことの出来る「パイプカット」と呼ばれるやり方があります。男性が行うものであり、手術により精管を切断し糸などで縛り遮断することによって、精子が射出されないようになっている仕組みです。再手術によりもとに戻すことも出来ますが、半永久的に効果が持続するため、子供を作る予定がないなどという人に適しています。手術の際に配偶者のサインがいる病院もあるため、どちらも納得して行うことが出来るという流れです。局所麻酔により30分ほどで手術は終わりますが、腫れや痛みが1週間ほど続く場合があり、それがデメリットです。
避妊のまとめ01(使い方や注意点など)
男性ならばパイプカットで女性版は「卵管結紮」と言われています。卵管結紮の手順は、手術によってプラスチック製製のバンドで卵管を留めたり、卵管を切断して糸で縛るという2通りの方法があります。またお腹を切って行う方法や、膣内から行うものなど幾つか種類のあるのが特徴となっています。また、男性のパイプカット手術と比べると、パイプカットが日帰りで行うことが出来るのに対し、卵管結紮は入院が必要になる大きな手術となるのがデメリットです。ただ、卵管結紮を行うと妊娠する心配がなく、子供を作る予定がないという人にピッタリのやり方となっています。
避妊のまとめ02(使い方や注意点など)
また、確実なやり方ではないですが「基礎体温」を計ることにより妊娠を防ぐことが出来るようになっています。女性の体には、妊娠し易い時期や可能性のある時期というのが決まっているため、それらを計ることにより防ぐというやり方です。生理後に来る排卵の時期には、体温が急に上がるためそれらを目安にして性交渉をする流れです。ただ、生理が不安定であったりすると、排卵の時期がわかりにくいため失敗する人も多いです。反対に、妊娠したいという人はこの基礎体温を目安に、性交渉を行い妊娠に成功するという事例もあるため多くの人が実践しています。
避妊のまとめ03(使い方や注意点など)
また、間違った方法として知られているのが「膣外射精」や「膣洗浄」といったものです。膣外射精は、膣内に射精することなく性交渉を行うやり方です。膣内に精液を出していないから大丈夫、ではなくて射精前でもペニスから精子が漏れている可能性というのは大きいため大変危険な避妊法となっています。また膣洗浄はより危険で、性交渉後に放出された精子を洗い流すというものです。しかし、1度の射精によって精子は何億個も出されるため、洗い流すことは不可能となっています。間違った避妊法を避けて正しいやり方を選ぶことが大切です。
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避妊方法には様々なやり方があるため、それぞれの状況などに合わせて選ぶのが適切です。そのために、色々な避妊方法を知っておく必要があります。まず、ポピュラーなやり方である「男性用コンドーム」です。男性用コンドームはペニスにゴム製の袋をかぶせて、精液が膣内に侵入するのを防いでくれる方法です。小さく折りたたまれて袋に入っているため、取り出しやすくまた値段も安価なことから一番使用されています。また性感染症予防にもなるというメリットがあります。しかし男性用コンドームは穴が開いていたり、失敗したりすると100%妊娠を防ぐことはできません。