コンクリートブロック積み施工の方法・手順・使い方、メリットデメリットなどについて
コンクリートブロック積み施工の方法概要
コンクリートブロックには、様々な種類があり、それぞれで特徴や価格が異なります。 大きく異なるのは、主に外観の見た目です。模様が違ったりカラーが違ったりと、様々な種類があります。また、基本的なブロックの種類の大きさはほとんど一緒なのですが、中には基本的なブロックの半分の大きさの種類や、中が空洞になっている穴開きブロックや、ガラス製のガラスブロックなどもあります。 基本的にはブロック積みの方法は同じですが、特殊なブロックの場合は少し変わりますので、選ぶブロックの種類に応じた施工方法で施工する必要があります。
コンクリートブロック積み施工の手順・方法01
コンクリートブロックを販売するお店は、主にホームセンターが挙げられます。また、外構屋さんには、コンクリートブロックのみを販売してくれる所もあり、そこで購入すると自宅まで送り届けてくれます。 ホームセンターで購入する場合、ホームセンターにはトラックの無料貸出サービスを行う場所も多いので、そのサービスを利用すると便利に運ぶことができます。 また、インターネットには、コンクリートブロックの通販を行うショップも多数あるので、そちらを利用すると自分の手を煩わせずに運んでもらえます。通販の場合は、少し送料が高くつく場合が多いので、そちらを頭に入れておくと良いでしょう。
コンクリートブロック積み施工の手順・方法02
コンクリートブロックのブロック積み施工を行う場合、まず始めに行うのが測量と墨だしの作業です。 プロのような測量器を使用するのは難しいので、メジャーや直角の部分がある道具などを使用して測量を行うと良いでしょう。 できれば、自分一人で行うのではなく、誰かに手伝ってもらうと、正確な測量が行いやすいです。 測量器などは使用できないことが多いので、自宅などの建物の直角や面などを利用して、ブロック積みを行う場所の位置決めを行うと良いでしょう。 直角の部分のある道具の使い方は、建物の面に直角の道具をあて、その延長上にあるのが建物との直角といった使い方をすればよいです。
コンクリートブロック積み施工の手順・方法03
ブロック積み施工を行う場所の位置決めができたら、次はその場所の掘削作業を行います。その後に砕石を敷き詰めて、しっかりと締め固めます。 掘削を行うのは、基礎となる基礎ブロックか、型枠を組んでのコンクリート基礎を設置するためです。 プロはしっかりとした基礎を造りますが、diyで行う場合は、少し大きめのブロックを地面に埋め込み、そのブロックを基礎として使用する方法が簡単で良いです。 ブロックを基礎として使用するやり方としては、ブロックがまるまる一つ分埋まる程度の掘削を行い、そこにブロックを埋めてコンクリートで固めて、基礎として使用するというやり方です。
コンクリートブロック積み施工の手順・方法04
ブロックでの基礎を造る上で忘れてはいけないのが、完成となるブロックの高さに合わせた鉄筋を基礎に打ち込んでおくということです。ブロック積みを行う時に、この鉄筋をブロックの穴の開いた部分に通して、そこをモルタルなどで固めて、ブロックとブロックの縦の連結を行いますので、非常に重要な作業となります。 上に積んでいくブロックの穴に合わせて、しっかりと事前に計測して鉄筋を立てておく必要がありますので、基礎となるブロックを埋める前に、計測して鉄筋を立てて下さい。 基礎となるブロックをコンクリートで埋めてしまうと、鉄筋を立てることができないので、その前に作業を行って下さい。
コンクリートブロック積み施工の手順・方法05
基礎が出来上がったら、いよいよブロックを積み上げていく作業に取りかかります。ブロック積みを行う時に必要となる道具は複数あります。ゴムハンマー・ブロックコテ・水平器・水糸などです。 ゴムハンマーの使い方としては、ブロックの微妙な高さ調整の際に軽く叩いて調整するという使い方をします。 ブロックコテとは、園芸スコップのような先の尖った形状のコテで、ブロック積みを行う時に便利なコテなので、用意しておくと良いでしょう。 水糸は、ブロックを積み上げていく目印として、ブロック一段一段の高さの上端に合わせて、水糸を張っておくとキレイに仕上げやすいです。水平器は、水平をとるための道具です。
コンクリートブロック積み施工の考察
ブロック積みに必要となる道具を用意したら、いよいよブロック積みを開始します。プロのようにスピーディーに作業を行うのは無理なので、少しずつ一個一個丁寧に積み上げていって下さい。 ブロックの穴を基礎に立てた鉄筋に合わせて入れ、ブロックの面と面をモルタルで固定していくのですが、あまりモルタルの量を多くしてしまうと、モルタルがはみ出したり高さが高くなってしまったりするので、あまりモルタルをのせすぎないようにして下さい。 ブロックを積み上げていく時に、一個積んだら水平と高さを合わせての繰り返しで、最後まで丁寧に積んでいって下さい。また、鉄筋を通した穴は、しっかりとコンクリートかモルタルで埋めて下さい。
コンクリートブロック積み施工のまとめ01(使い方や注意点など)
ブロックには、端にくるブロックと上端にくるブロックには専用の種類があり、仕上がりの見た目が良い種類となっているので、ブロックを購入する際に、両端の個数と上端の個数を計算して、その分を用意しておく必要があります。 そのブロックを端と上端に積み、目地の処理を行えばブロック積みの作業が完了となります。 ブロック積みの工程で注意しなければいけないのが、モルタルの量に気を付けることと、ブロックの高さ,水平をしっかりと合わせながら作業するということです。また、ブロック積みに使用するモルタルは、あまり一度に大量に作ると乾いて使用できなくなるので、適量を作りながら使用するようにしましょう。
コンクリートブロック積み施工のまとめ02(使い方や注意点など)
ブロック積み施工を行う上で欠かすことができないものに、モルタルと生コンがあります。 モルタルの作り方は、砂とセメント粉と水を混ぜ合わせて作ります。配合は、1対3で混ぜ合わせ、そこに水を少しずつ入れて固さを見ながら作っていきます。 生コンの場合は、モルタルに砕石を混ぜ合わせたものとなります。 生コンを作る手順としては、まずモルタルを作り、そのモルタルに適量の砕石を加えて混ぜ合わせて、ある程度柔らかくなるように水を加えながら混ぜ合わせていくといった手順で作れます。 また、人によっては1対3対6(セメント粉・砂・砕石)の配合で作る方もいます。
コンクリートブロック積み施工のまとめ03(使い方や注意点など)
diyでブロック積み施工を行うには、施工に必要な最低限の道具の用意と、施工のやり方や手順をしっかりと調べてから作業を開始することが大事です。 また、作業は一つ一つの工程を丁寧に確実に行うことも非常に重要となります。 プロのようにスピーディーに作業を行うことは無理なので、一つ一つの工程を別の日に少しずつ行うと良いでしょう。 幾つもの工程を同日に行おうとすると、一つ一つの工程が疎かになってしまい、仕上がりの出来に影響することとなります。ですので、diyでブロック積み施工を行う場合は、施工期間にかなり余裕をもった計画を立てて行うと、失敗は少なくなるでしょう。
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今回は、自宅の庭などをdiyでいじろうとしている方に、diyでの庭いじりに重要な、「コンクリートブロックのブロック積み施工」のやり方や、手順,流れなどを書いてみたいと思います。ブロック積み施工の流れとしては、ブロック積みを行う場所の測量,墨だし~掘削~基礎造り~ブロック積み~目地処理の流れで完成となります。おおまかな流れはこのようになっていますが、工程の一つ一つで細かな作業が沢山ありますので、少しずつ説明をしていきたいと思います。始めに言っておきますが、ブロック積み施工は非常に大変で難しいため、半端な気持ちで始めてしまうと後で後悔するので、しっかりと心の準備を整えてから始めて下さい。