そろばん掛け算の方法・やり方・手順や使い方・流れ
そろばん掛け算の方法概要
そろばんで掛け算をする使い方は以下のような手順です。わかりやすいように具体的な数字を用いて計算で説明するため、139854×5という計算したいと思います。まず139854という数字を盤の上に表示することから始めます。盤の上に数字を表示するには盤の上に並べられている珠を上下に動かします。珠は天と呼ばれる部分に一つと、地と呼ばれる部分に四つずつそれぞれついています。天についている珠は五珠と呼ばれていて、下に落とすことで五という数字を表します。地についている珠はそれぞれ一つずつ上の上げることで数字が一つずつ増えていきます。
そろばん掛け算の手順・方法01
盤の上に正しく掛けられる方の数字を表示できた後は、今度はそれを用いて実際に数字を掛けていきます。一桁の数を掛けていく場合には掛けられる数の各桁の数字を一つずつ掛けていくことにより、計算を行います。例題の場合ですとまず10万の桁の1と5を掛けます。1×5=5ですからこの答えの5をもとの数字から離れた場所に表示します。5を掛けた10万の位の1は0の表示に戻します。次に1万の位の数字である3を掛けます。3×5=15になりますが、この結果を先ほどの計算を表示した珠の横の部分に加算していきます。この時15のうち1は繰り上がりとなり先ほどの部分の珠の列に加算をします。以下この方法を繰り返します。
そろばん掛け算の手順・方法02
まず、足し算と異なる点は上の桁数から計算することです。足し算では一の位から1珠を動かしましたが、掛け算では最高位から珠を動かします。そろばんの使い方の手順としてはそれだけです。次に計算について。 基本は2桁の数の積を求めます。例として21×11を求めてみましょう。筆算をするときどう計算するか思い出してみてください。筆算をそのまま珠を動かして計算するだけです。筆算ではまず2桁の二つの数を書き並べ、21×1,21×1の積を位をずらして、計算しますよね。その積の和を求めてこたえがでます。それをただ置き換えただけです。
そろばん掛け算の手順・方法03
では実際に珠を動かして計算してみましょう。まず筆算とおなじように21×10の答えを暗算で求めて珠を動かします。百の位、十の位に珠があり210となります。つぎに21×1の答えを足してください。すると231が答えになります。筆算をしても同じ答えになりますよね。ほかの数字、13×14で考えると同様に、13×10と13×4の和が答えになります。言葉で説明すると、『一方の2桁の数に掛ける数の十の位を十倍したものと、掛ける数の一の位の積の和』ということになります。少し暗算の部分がありますが十倍するのと、一桁の数との積なので簡単でしょう。たくさん練習していくことで慣れていき計算も早くなるでしょう。
そろばん掛け算の手順・方法04
掛け算を行う際のそろばんの使い方としては、簡単な場合は掛ける数と掛けられる数の両方を盤面に置きますが、一般的には掛けられる数だけを盤面に置きます。そして掛ける数は頭の中で考えます。これを片落としと呼びます。また、レベルの高い人になると、掛けられる数も盤面に置かない、両落とし呼ばれるやり方を実践する人もいますが、基本形となるのは片落としです。具体的に12桁の盤面で1234×1234という計算を行う場合を例にとると、最初に盤面に置かれる数はかけられる数のみですので、盤面上の各桁の珠の動きは左から「001 234 000 000」となります。
そろばん掛け算の手順・方法05
次は具体的に掛ける数1234を掛けていく手順です。掛けていくのは下の桁から順となり、最初は1の位の4を掛けられる数の1234に掛けます。この時、掛けられる数の最も大きな桁の数と掛ける数の1の位を掛けた数が2ケタの場合、その10の位の数が盤面に表現されている掛けられる数の1の位のすぐ右隣に来るように盤面を動かします。この場合盤面は「001 230 049 360」となります。次に掛ける数の10の位の3を掛けると、盤面は「001 200 419 560」となります。次に100の位の2、最後に1000の位の1の順に掛け合せると盤面は「00 015 227 560」となり、答えは15227560となるのです。
そろばん掛け算の考察
一つは「片落とし」これはそろばんの盤面に「かける数」または「かけられる数」のどちらかを置いて計算するものです。さいしょに掛け算を教わる時、このやりかたで教わるのが一般的です。もう一つが「両落とし」これは盤面に数字を置かずに計算するものです。両落としには下の桁から計算していく方法と、上の桁から計算していく方法があります。掛ける数を一つずつ計算していくもので、最初は難しいと感じるかもしれませんが、慣れると計算のスピードがグンとアップしますので、片落としに慣れたら両落としをマスターしておくと良いでしょう。
そろばん掛け算のまとめ
そろばんで掛け算をすることができるということを、知らない人は多いと考えます。なぜなら、非常に難しいものだと考えている人が多く、難しいイメージを持っているからです。足し算や引き算ならまだできそうな気もすると考えている人がほとんどであり、足し算や引き算のやり方を覚えて諦めてしまう人が多いです。しかし、きちんとやり方を覚えることでできるようになるので、頑張って取り組んでみるのも良いと考えます。やり方には、掛ける数字と掛けられる数字の両方をばん上に置いて計算する片落としと、掛けられる数と掛ける数の両方をばん上に置かずに計算する両落としの2種類があります。
そろばん掛け算で使った言葉の意味・使い方
子どもの頃にそろばん教室に通ったことがある人は沢山いると思います。 それを習うことによって様々なことを学ぶことができます。 算数について興味を持つようになりますし、検定試験を受けて合格すれば自信にも繋がります。 その意味でも、それを習うことはとても意義のあることだと言えます。 また初めのうちは足し算や引き算を習いますが、慣れてくると掛け算や割り算等も教わるようになります。 それらが出来るようになると、算数が益々楽しくなっていきます。 さらに大人になってからも実生活で使うこともできます。 例えば家計簿を付ける時などには、それを利用している人が今でも沢山いるのです。
そろばん掛け算の方法の注意点
そろばんをやるにあたって、方法というものがないとやることができません。掛け算は初期の段階において非常につまずきやすいところです。今後の問題にも当たり前のように出てくるジャンルであるため、点数が稼ぎたいところでもあります。やり方はまずかけられる数を出しておきます。そして、かけられる数の右からかけていくだけです。答えが一桁なら一つを飛ばして数を入れていったりするなどしてやっていきます。下記はしないものの、筆算をするようなイメージを思い浮かべていただければわかっていただけることと思います。そのようにすれば簡単にできます。
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珠算をやっていた人であれば、繰り返し訓練していくことで、だんだん頭の中でそろばんをはじくことができるようになります。特に掛け算は、数字のかたまりで、感覚的に暗算をしていくので、手で計算機をたたくよりもずっと早いものなのです。八百屋さんなどでも、昔はレジうちをしなくて、おじさんやおばさんがあっという間に暗算で計算していくので、びっくりさせられたものです。とても速くて間違いがないのは、この頭の中で計算することをマスターしているからです。上級者になると桁数の多いものもできますが、生活に必要な程度の桁数であれば、初学者でも十分できるようになるものです。