エクセル合計の方法・やり方・手順や使い方
エクセル合計の方法概要
エクセルでは、縦を行と呼び、アルファベットで表します。また横を列と呼び、数字で表します。1行目の1列目はA1というマスで、このマスをセルと呼びます。各セルに入力された数値を計算する手順は、合計を表示させたいセルに計算式を入力します。例えばB行の計算をする場合、=B1+B2+B3というように、計算するセルを入力していきます。最後まで入力したら、Enterという改行キーを押下します。少ない量ならいいのですが、膨大な量のデータを計算する場合は計算式を入力する時間が掛かってしまい、入力漏れが発生するおそれもあります。もっと簡単に計算できる使い方があります。
エクセル合計の手順・方法01
ここで便利なのが関数式です。例えば、B1からB100までのセルを計算する場合。SUMという関数を使うと便利です。表示させたいセルに、=SUM(B1:B100)と入力し、Enterキーを押下します。カッコ内は、B1でマウスの左側を押したまま、B100まで選択してから離すと入力されます。数字の3を逆にしたようなマークをクリックし、自動的に表示される計算式のカッコ内のセルを選択する事で計算する、オートSUMは非常に便利です。この機能は、縦横の連続するセルの数値を計算する為に使用しますので、途中で空欄のセルがある場合は、続いてるセルの間のみとなりますのでご注意ください。
エクセル合計の手順・方法02
エクセルで家計簿を作成して、日ごとの金額を出力する方法【作成イメージ】(各セルごとに項目を入力する) 1日 2日 3日 ・・・・ (支出) 食費 500 500 500 ・・・・ 移動 800 800 800 ・・・・ 交際費 3000 0 1000 ・・・・ (Sum) sum1 sum2 sum3 上記の表から1日分の支出を算出する。 ・使い方 1.上記作成イメージのsum1のセルをクリック 2.ExcelツールバーにあるAutoSumをクリック 3.自動で500,800,3000のセルが選択される 4.選択された範囲があっていればEnterを押す 5.先ほどのSum1の箇所が4300と表示されればOK
エクセル合計の手順・方法03
先ほど作成した家計簿の2日、3日分の金額を出力する際に、同じ作業を繰り返し行うことで各日ごとの金額を出力することができる。しかし、以下の方法を使えばもっと簡単に作業を行うことができる。・1日目の金額を出力したセルをコピーしてSum2,Sum3を選択して貼り付けを行う。その他、横列の「食費」項目の総金額を出力する際の手順も縦列で使用したAutoSumを使えば自動で計算することも可能です。日々家計簿をつけることは面倒ではありますが、雛形になる表を作成しておけば、合計値の算出方法を忘れても問題がありませんので、一度計算式を設定した雛形を作成してみることをお勧めします。
エクセル合計の手順・方法04
この方法は、計算式を使わないため、エクセル初心者の方でもすぐにできる使い方です。まず、数字が入力されたセルを選択します。たとえばA列の1~5行目に数字が入力されており、これらの数字を計算したいとします。その場合、セルA1~A5までを選択します。(マウスカーソルをA1に合せ、A5までドラッグします。)すると、ウインドウの右下に「合計」の数字が表示されます。この方法を使うと、「数字の平均値」や「データの個数」なども手軽に知ることができます。また、この方法は離れているセル同士を選択した場合でも可能です。
エクセル合計の手順・方法05
関数とは、数値や文字列などのデータを集計してくれる便利な機能です。平均値を求めたりデータの個数を数えるなど、さまざまな関数があります。今回の手順ではSUM(和を求める)関数を使います。関数を使う場合、【計算結果を表示させるセル】を決めておく必要があります。たとえば【セルA1~A5の和】を【セルA6】に表示させるとします。セルA6を選択して【=SUM(A1:A5)】あるいは【=(SUM(A1,A2,A3,A4,A5))】と入力します(すべて半角英数)。Enterキーを押すと、セルA6に結果が表示されます。これは「セルA6=セルA1~A5の和」「セルA6=セルA1とA2と……の和」という意味です。
エクセル合計の考察
マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)は、マイクロソフト公式認定資格です。文書作成や合計の計算、表作成などでよく使用するワードやエクセルの資格です。パソコンの初心者でもチャレンジしやすいので人気があります。また、知名度の高い資格であり、履歴書や派遣会社にもアピールしやすいです。資格の種類はスペシャリスト(一般)とエキスパート(上級)があります。合格すれば資格証明書を手に入れることができます。受験資格は特にありません。全国一斉試験と随時試験があります。全国一斉試験では、毎月1~2回実施しています。申込は各試験日の1ヶ月程前になっています。
エクセル合計のまとめ01(使い方や注意点など)
MOS以外にもパソコンには様々な資格があります。Accessビジネスデータベース技能認定試験は、Microsoft Accessに関する資格です。Accessは製品管理や顧客管理などのデータベースを作成する時に使用され、様々な分野の業種で必要とされています。日商PC検定は、日本商工会議所が実施している試験です。平成18年から実施され、文書作成・データ活用・プレゼン資料作成の3分野で構成されています。また、知識試験と実技試験があります。パソコンインストラクター試験は、高度なパソコンスキルを持つ指導技能者であることを証明する資格です。
エクセル合計のまとめ02(使い方や注意点など)
パソコンの資格は、自身の技能を証明するために有効なものです。特にワード・エクセルは事務職には、欠かせない技能です。その為、MOSの受験者は日本でも340万人を超えており、企業や教育機関などで推奨されている資格です。また、全国のパソコン教室でも試験を行っており、いつでもチャレンジできます。受験の為の勉強は独学の方もいますが、パソコン教室に通うか、通信講座を利用するのが一般的です。パソコン教室はその場でインストラクターに質問でき、技能習得も早いです。しかし、通う時間や費用がない方には、通信講座が非常に便利です。
エクセル合計のまとめ03(使い方や注意点など)
エクセルで数字の合計を出す方法は、まず、結果を出したいところのマス目(セル)を選択しておきます。次に、Σマークを探してクリックします。Σマークは画面上部にあります。見つからない場合は、「ホーム」というところにありますので、そこを押しておきます。そして、もとになる数字を選びます。まとまっている場合は、数字が入っているマス目(セル)をドラッグしながら選択しておきます。選択が終わったら、エンターキーを押せば確定します。Σマークには、オプションとして「平均」「数値の個数」「最大値」「最小値」も出せるようになっています。
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エクセルで数値の合計を求めたい時には一般的にSUM関数というものを利用します。関数を利用する為のボタンを押して、その案内にしたがって値を求めたいセルを選択して、完了ボタンをクリックすれば後は自動的にコンピュータが計算をしてくれます。また、手入力でも適切なセルの範囲を指定して上げれば行うことが可能です。一つ一つセルを指定して「+」記号を使って手入力する方法もありますが、SUM関数を使った方が大量のデータを足し算した結果をすぐに求めることが可能になります。ちなみにバージョンによっては、初期設定で数値が入力されているセルをドラッグして選択するだけでも右下にその計が表示されます。