もち木剪定の方法・やり方・手順や使い方
もち木剪定の方法概要
もち木剪定の手順は、まず不要な枝を切り落としてから形を整えます。込み合った部分は透かすように剪定をすることにより、風通しもよくなり害虫被害の予防にもなります。もち木は、緑色が明るく美しいのと同時に、晩秋から冬にかけては赤い実を楽しむことができるのが特徴的です。雌雄異株であるので、庭木として実を楽しみたい場合には、雌株を選んで植えることがお勧めです。もち木の使い方によっては、潮風や大汚染を耐えるためにしようしたり、目隠しとして植えられることもあるので、場所によって樹形を整えることが大切になります。
もち木剪定の手順・方法01
もち木は、刈り込み剪定や強めの剪定にも耐えられるので、刈り込みバサミを使って剪定すると、負担も少なく剪定することができます。刈り込みバサミで剪定した時には、枝とともに葉も無造作に切ってしまうため、傷ついた葉や気になる葉があれば、剪定後に取り除くことが必要です。高さが気になるときには、樹冠内部や頂部の立ち上がる徒長枝の付け根を切り落とすなどして対応します。形を整えるにあたっては、古くて太くなった枝を切り落とすことによって調整できます。数年で胴吹き枝を生かし、全体を低く切り戻すこともお勧めになります。
もち木剪定の手順・方法02
庭木の三名木として和風庭園には数多く植栽されているもち木は、比較的、葉が肉厚で防火林、防風林としても用いられています。放っておくと5m~10mほどの高さになります。枝葉を密生させると、カイガラムシが発生し、すす病になることがあります。また、新芽はハマキムシの被害に遭うこともあります。もち木剪定の手順は、その年に伸びた枝の成長が一段落する6~7月がベストです。目印は黄緑色だった新芽が、深緑色になった頃です。ただし、これ以降も多少、成長するので、10~11月にも、もう一度軽く剪定すれば、きれいな姿で正月を過ごせます。
もち木剪定の手順・方法03
玉散らし、生け垣にされることが多いもちの木ですが、高木となるのを防ぎ、害虫病の発生を抑制するために剪定は重要な作業になります。もちの木は、自然風に仕立てるのがベストで、全体のシルエットは、縦長の楕円形を目指すとバランスがよくなります。大きな木の場合、木バサミで細かく枝を抜いていくのは大変ですので、刈り込みバサミで強制的に丸く刈り込んでも大丈夫です。その際、刈り込みバサミの使い方に注意しましょう。一番上の枝葉から、手を入れ、枝先に葉を2~3枚だけ残すように剪定していきます。葉の量を調整しクロスしている枝、いきおいよく上方に向かっている枝は、付け根から切り枝はYの字を意識して整えましょう。
もち木剪定の手順・方法04
我が家の庭には家を建てたときに植樹したモチノキがあります。現在は3メートルほどに成長をして我が家のシンボルツリーへと成長しています。しかしながら、枝葉が密着してきたせいか、カイガラムシが最近発生するようになり大変困っています。カイガラムシは見た目の美観を害するだけでなく、葉っぱに排泄物が多くつくため、黒くなってすす病に見舞われます。我が家のモチノキも一部の葉が黒くなり恐らくすす病になっていると思われます。そこで、もち木剪定を思い切っておこなうことにしました。高い部分は新しく高枝切狭を購入し、使い方を熟知したうえで行いました。
もち木剪定の手順・方法05
剪定の手順はまず細かい枝や長く伸びすぎた枝を切るとともに、黒くなった葉っぱを落としました。その後、今後の樹形も考えて縦長の楕円形に近づくように形を成形していきました。まだ楕円には少し遠いですが、なんとなく今後の樹形の骨格を作ることができました。気を付けた点は込み合っている場所は風通しがよくなるようにとにかく葉を落としておきました。こうすることで、今後のカイガラムシの発生を防ぎ生育へとつなげたいと行いました。剪定後は手の届くところの幹や枝についたカイガラムシを靴を磨くブラシでそぎ落とし消毒剤を散布しました。今後はこまめに剪定を行いカイガラムシ被害の防止に努めます。
もち木剪定の考察
もち木剪定は、その年に伸びた枝の成長が一段落する6~7月最適です。全体のシルエットが縦長の楕円形を目指すと綺麗に仕上がります。まず大きな木の場合、木バサミで細かく枝を抜いていくのは大変なので、刈込バサミで丸く刈ることが多いです。ただし毎年そうした刈込を繰り返して、内部に枝や葉が密集し風通しが悪くなると害虫や病気が発生するので、こまめに剪定しましょう。また樹形から突出した長枝などの枝は必ず付け根から切ります。途中から切ると再度突出する強い枝が伸びてしまいます。全体のコツとしては上部を強く透かし、中部下部えと枝や葉の数を多くすると、バランスの良い仕上がりになります。
もち木剪定のまとめ01(使い方や注意点など)
もち木は常緑広葉樹で飽きがない特徴から、和風の庭園などで用いられることが多い木の一種です。また、葉が肉厚であることから防火林や防風林としても利用されています。このもち木は放置しておくとメートル以上にもなり、大きくなることですす病や害虫の被害が多くなってしまいます。そのためもち木剪定は重要となります。最も最適な剪定時期は4月から7月の時期となります。これに加え、10月から11月に再度枝葉を整える程度に剪定を行うとより理想的となります。また、毎年丁寧に剪定を行うことですす病や害虫の被害を未然に防ぐことができます。
もち木剪定のまとめ02(使い方や注意点など)
もち木は非常に育てやすい樹木ですが、成長する力が比較的大きく、太い枝からもどんどんと新しい芽が出てきます。よく言えば、剪定でどんな形にでも整えることができますが、放っておいては不格好に育ってしまう可能性があります。もち木剪定は年に2回、初夏と晩秋に行いましょう。春に出てきた新しい枝葉が固さをもちはじめる初夏、枝の成長が止む冬に形を整えましょう。年2回の剪定では、周りと太さの違う枝や、枝葉の混み合っている個所の枝を根本から切り取ります。こうすることで風通しが良くなり、病害虫が発生しにくくなるのです。
もち木剪定のまとめ03(使い方や注意点など)
もち木剪定の方法は、まず不要な枝を切り落とし、形を整えます。特にもち木は立ち枝がよく生えるので、上に向かって生えている枝を切ると剪定をしやすくなります。もち木は昔、樹皮を精製して鳥や昆虫を捕まえるとりもちを作っていました。そのため日本を代表する庭木となり、広まり今もたくさん植えられていることが多いです。剪定時には、刈り込みバサミなどを利用することにより、比較的短時間で作業を行うことができるのでお勧めです。害虫などの被害を防ぐために、通気性を高めるため枝を透かす目的で剪定することも多くなっています。
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もち木剪定は、枝の生育が落ち着く梅雨時期に行います。順序としては、まず最初に樹木の上部の枝を剪定していきます。この際には枝の先端の二、三枚の葉だけを残してその他の枝葉を全て刈り取るようにするのですが、この作業で樹形が決まるため丁寧に行うのが大事です。その後、樹木の内部に絡まっている枝葉や枯れた枝葉を取り除いて全体の風通しを良くしていきます。また、これから他の枝葉の生育を妨害すると予想される枝葉も全て剪定しておきます。一本の枝がVの字の形になるように意識しながらその他の枝を切り落としていくことがポイントです。