キンモクセイ挿し木の方法・やり方・手順や使い方
キンモクセイ挿し木の方法概要
キンモクセイの挿し木に適した時期は、五月中旬~七月上旬の梅雨時です。充実した前年の枝を使います。挿し穂の作り方の手順は、まず、朝のうちに穂木を25センチぐらいの大きさでとり、すぐに水につけます。穂木を10~15センチに切り取り挿し穂にし、上葉2~5枚くらいを残しその他の葉を取り除きます。そして挿し穂の下の部分を斜め切りか返し切りでカットします。カットしたら1~2時間ほど水につけておきます。6号くらいの鉢かポット、または箱を用意します。ポットの底にゴロ土を入れ、その上に赤玉土小粒を入れます。挿し穂を挿す前に挿し床に水をやり用土を落ち着かせてあげ、挿し穂を挿します。
キンモクセイ挿し木の手順・方法01
発根をするまでは、遮光ネットなどで遮光し直射日光を避け、1か月ほど湿度を高く保つようにします。うまく根づいたものは、40日くらいで発根をします。発根をした頃から朝方と夕方の弱い光に当ててあげ、少しずつ外の空気に慣らしていきます。秋になったら日よけを外し液肥を与えます。液肥の使い方は、そのままでは濃すぎるので2000倍くらいに薄めたものを与えてあげます。冬になったらビニールハウスなどで越冬させます。翌年の4月頃に、3~4号の鉢に植替えをします。用土は赤玉土と腐葉土、7対3くらいの混合土を使います。幼苗の根は弱いので、傷めないように新用土に植え付けます。根が付くまで日よけをし葉に水を与えましょう。
キンモクセイ挿し木の手順・方法02
まず生育しきっていない新芽を選び、15センチ程度をカットします。切り口を切る際は殺菌済みのハサミを用います。切り口が硬い場合にはハサミの使い方に注意し、手指を切らないよう気をつけてください。カットした新芽は2時間ほど水につける必要がありますので、この間に挿し床を用意します。土は赤玉土などを用意し、ふるいにかけるなどして微塵を取り除いておきましょう。カットした新芽を水揚げして挿し床にさせば、すべての作業の手順は完了です。もともと発根率の高い植物ではありません。発根の確率を上げるためには、市販の発根促進剤を使用してもよいでしょう。
キンモクセイ挿し木の手順・方法03
挿し木が完了してから、花が咲くまでには早くて5年、場合によっては7年以上かかる場合があります。2、3年めで花がつかなくても失敗したとは判断せず、長い目で見て育ててください。また花がつかなくとも剪定は必要です。剪定は毎年行う必要はありませんが、少なくとも4年に1度、長く伸びすぎてしまった枝を切り落としましょう。キンモクセイは伸びた枝の下に花をつける特性があります。剪定の際は、完成形をよくイメージして、重なる枝を間引きするように行うと良いでしょう。比較的成長の早い植物ですから、他の植物と比べて枝が少ないかもしれない…というところまで切り落としても問題はありません。
キンモクセイ挿し木の手順・方法04
キンモクセイを挿し木する手順は、7月から9月の生育が活発な時期に新芽付きの枝を殺菌したハサミで斜めに切り取り、水に数時間つけておきます。切り口に発根促進剤を付けると成功率があがるのでオススメです。赤玉土やパーライトの鉢に挿して水をきらさないように芽が育つのを待ちます。発根率が高くないので複数挿しておきましょう。ガーデニングのビニールシートで覆ってマルチングすると良いです。花が咲くまでは5年から7年かかると言われているので気長な育成が必要ですが、それだけに黄色い可愛らしい花と独特の香りが一層嬉しいですね。
キンモクセイ挿し木の手順・方法05
とても日光を好む植物なので育成環境は日当たりの良い場所が良いです。多少の耐陰性もありますが花が少なくなり枝も細く、葉が落ちることもあります。寒さにも弱いので東北より西南地域が適しています。空気の汚染にも敏感で、空気が汚れていると花つきが良くないこともあります。地植えにする際は春や秋に植え付けると良いです。最大で6メートルほどに成長しますが、好みで剪定しても綺麗になります。鉢植えの使い方は、成長盛んな木なので8号以上の鉢を用意して日当たりの良いところで育てます。液体肥料は足りないこともあるので化成肥料が向いています。
キンモクセイ挿し木の考察
暖かな秋の日、ふわりと漂ってくる甘い香り。夏までは緑の葉を茂らせている大きな木だと思っていたのに、本格的な秋になる頃にオレンジ色の小さな花を咲かせるキンモクセイは、日本人に馴染み深い季節を代表する庭木です。庭木や公用樹として使われていることも多いので、街中で見かけたり、香水やお酒、スイーツなど多方面で使用されています。歌詞などにも使われることも多い身近な木ですが、増やし方はどうするのでしょう。キンモクセイは中国からやってきた木なのですが、その時に雄の株しか日本に入ってこなかったそうです。そのため種ができないため、苗を買うか、挿し木で増やして行く方法をとります。
キンモクセイ挿し木のまとめ01(使い方や注意点など)
挿し木にするのに適した時期は梅雨時です。芽吹いたばかりの若くて青い新芽を挿し木にしましょう。庭に植えたり、大きな植木鉢で育てるのも良いですが、盆栽風の小さな鉢植えにして育てることも可能です。家の中に入れて、良い香りを堪能することもできるようになります。苗以外で増やす場合、実際に花が咲くまでには3年から5年程度の時間がかかるようです。日当たりと水はけが良く、空気が綺麗なところを好む木なので、置く場所には十分注意してください。いつ咲いてくれるのかな、と、楽しみながら育てていくことのできる木になりそうですね。
キンモクセイ挿し木のまとめ02(使い方や注意点など)
あの強い香りから芳香剤や香水、アロマオイルに使われることが多い花の部分ですが、実は食品にも利用することができるのはご存知でしょうか。有名なのは、白ワインに花びらのエキスを混ぜた桂花陳酒(けいかちんしゅ)でしょう。果実酒を作る要領で、自分でお酒に漬けてお酒を造ることもできます。他にも甘い香りのするシロップ漬けにしてヨーグルトやクレープにかけたり、市販の日本茶を煎り、花の香りを移したお茶にしたり、生のままで食べることも可能なようです。見た目、香り、そして味としても楽しませてくれるキンモクセイ。庭のシンボルツリーとして植えてみてはいかがでしょう。
キンモクセイ挿し木のまとめ03(使い方や注意点など)
日本にあるキンモクセイは、全て雄株のため、種ができません。これにより、増やす手段は挿し木のみとなります。方法とコツを紹介します。新たに根や芽が出やすいのは、今年伸びた新しい枝です。木の先端の新芽のある枝を、10センチから15センチ程、斜めにカットします。1時間程水につけたら、発根促進剤を切り口につけて、赤玉土に挿します。水が無くなると枯れやすいので、作業の間も挿した後も、水を切らさないのが大切です。最も適した時期は、梅雨時期の6月から7月頃ですが、発根率が高い種類ではないので、1本だけでなく多めに挿しておくのをおすすめします。花が咲くまで7年程かかりますので、あとは気長に待つのみです。
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キンモクセイの挿し木の方法は以下の通りです。梅雨の6月から9月にあまり生育していない新芽を選んで、鋭利な刃物を使って、切り口を斜めにするように長さ10から15cmほどに切り、2時間ほど水につけておきます。水揚げ後は、植物成長調整剤を切り口に薄くまぶします。枝の葉は4から5枚残して下葉2枚を取り除き、その部分を赤玉土かパーライトを入れた鉢や箱に挿します。水をたっぷりやって、鉢や箱ごとビニール袋で覆い、日陰に置きます。冬は玄関や軒下などの、暖房の無い暖かい場所に春まで置き、箱が乾かないように管理します。