マーブリングの方法・やり方・手順や使い方
マーブリングの方法概要
マーブリングをするには画材店などで売っている専用絵の具を利用するのが最も簡単です。使い方の説明も書かれていますし、価格もそれほど高くありません。ただ、基本的には水より比重の軽い画材であれば何でもいいので、墨汁や油絵の具を使うこともできます。ただし油絵の具はそのままだと粘度が強すぎるので、テレピン油で適当に薄めて使います。その他に必要なものは、水・水を入れるバット・竹串・紙・古新聞です。バットは紙を浮かべられる大きさのものであればバケツやボウルでも構いません。また竹串は爪楊枝などでも代用できます。写し取る紙は画用紙やケント紙などある程度厚みのある方が使いやすいです。
マーブリングの手順・方法01
手順は次のとおりです。まず、バットに水を張り、近くに古新聞を広げておきます。次に水の上に絵の具を垂らします。色を何色も使う時は、少し場所をずらして1滴ずつ落としていきます。絵の具が水面に広がったら、竹串を使って水面を軽く引っかくようにして絵の具を動かします。水を泡立たせないように注意します。このとき息を吹きかけて絵の具を動かしても面白い仕上がりになります。気に入った模様ができたら紙を水面に浮かべ、写し取ります。紙はゆっくり浮かべてしっかりと四隅を浸し、引き上げるときはサッと引き上げるのがコツです。あとは紙を古新聞の上に置き、乾かしたらでき上がりです。
マーブリングの手順・方法02
幼児から大人まで簡単に楽しむことができるマーブリングは何といっても作るたびに毎回模様が違うのが魅力の一つです。水面に水よりも重い絵の具を垂らすことによって水面に絵の具が広がりさまざまな形に変化します。途中過程を楽しむことはもちろんのこと、紙に写し取った時に思い通りにいかないのが楽しみであり、熱中させる要素の一つです。この技法は15世紀にトルコで発祥したとされていて、写し取られる様が大理石に似ていることから名づけられたとされています。画材は使い方の説明書きが付いた専用のインキが販売されているほか、アクリル絵の具などでも可能です。
マーブリングの手順・方法03
写し取った紙をそのままインテリアとして展示しても良いですが、アイディア次第でさまざまな作品やアイテムへ生まれ変わります。例えばハンカチやTシャツなどの布類に行えばオリジナルのアイテムができます。専用のインキやアクリル絵の具は耐水性があるため、布へ使用しても問題がないのです。また、うちわなどに施しても色合いによって涼しげに演出できます。小さな子供向けには魚や動物を模った紙に行うことで、カラフルな作品になり魚釣りゲームなどの遊びにも使用できます。このように紙に写し取る手順にひと手間加えることで魅力的な作品になります。
マーブリングの手順・方法04
水に絵の具をたらします。絵の具が流れたり混ざったりして適度な渦や何らかの形が出来たら紙を水面に静かに乗せます。それらの模様を紙に転写させ静かに引き上げます。マーブリングの手順ですが、これは1つの使い方です。その他にも紙に絵の具を流して指で混ぜていくやり方もあります。乾きが良く絵の具の乗りやすい紙を選ぶと出来上がりも違ってきます。大判の紙を使えば壁紙なども作れます。色は同じでも毎回同じ絵柄とならないのをあえて楽しむときなど適している技法と言えます。何種類もの絵の具を巧みに混ぜて流れをコントロールすると思い通りのデザインができて行きます。
マーブリングの手順・方法05
世界の美術史の中でも洋書の装丁やイスラム文化にも見られる技法で、ブックカバーやラッピング用紙を作るのも素敵です。準備する道具は、紙、絵の具、筆または櫛、水に紙を浮かべて行う場合はバット、新聞紙が最低限用意するものです。水に付けて転写する方法では水彩絵の具は不向きです。アクリル絵の具や油性絵の具の他、専用絵の具も販売されています。大き目のバットを用意すれば、葉書やカードなら1度にいくつもが作成できます。またグラディエーション効果で、1度乾かしたものを再びあらたな絵の具の液につけるという方法などバリエーションは様々です。
マーブリングの考察
「マーブリング」は、ゴム樹脂など粘性のある水溶液上に反発する絵具を垂らして、大理石(マーブル)に似た美しい縞を描き、紙に写し取る技法です。15世紀のトルコで始まり、16~17世紀のヨーロッパで発達したといわれています。日本にも同じように、水面の模様を写し取る「墨流し」という技法があります。これは、9世紀頃(平安時代)が始まりとされているので、これを起源とする場合もあります。しかし、墨流しの方は先に水に墨を垂らし、そこに反発する松脂や油性の汁を含ませた筆を落とすことで円心状に縞を描き、形を広げていきます。二つの技法にはこうした違いがあるため、一概に日本の墨流しが起源とは言えないでしょう。
マーブリングのまとめ01(使い方や注意点など)
大理石のことをマーブルと呼びます。面に不規則に走る模様が予測しなかったデザインとなっているのが特徴です。このデザインが美しいため、布地やラッピングペーパーなど様々な用途に使用する材料のモチーフにもなっています。このようなデザインをマーブリングと呼んでいます。光沢のある紙に、簡単にデザインする方法の1つです。紙に水で溶いた好みの色の絵の具を数種類盛り付けます。紙を四方に動かし流れるままに色を混ぜあいます。または筆や指でなぞります。この場合何度も同じ箇所をなぞらないのがコツです。最初は、伸びの良い水彩絵の具で試して好きな絵の具に変えて行くと良いでしょう。
マーブリングのまとめ02(使い方や注意点など)
マーブリングとは、水面に絵の具を何色か垂らし、表面を細い棒でかき混ぜて出来た模様を紙などに写し取る技法です。複雑で美しいのに二度と同じ物には出会えないのが魅力です。そんなマーブル技法をネイルに取り入れたのが、ウォーターマーブル。仕上がりはやってみないとわからないのは紙に写し取るのと同じ。とてもワクワク感があります。用意するのは、紙コップ・水・マニキュア2色以上・爪楊枝 たったこれだけです。一度だけしか出会えない自分だけのおしゃれを、ネイルでも楽しめるなんて素敵ですね。配色によって幅広い年齢の方に楽しんでもらえます。
マーブリングのまとめ03(使い方や注意点など)
マーブリングとは、中世のトルコで生まれた表現技法。水面に絵の具を垂らし、そこに浮かんだ模様を紙などに写し取ります。名前の由来は完成したものが「マーブル(大理石)」に似ているからだとか。その魅力は何といっても、作るたびに違う作品に仕上がること。専用キットを使えば、簡単な方法でチャレンジすることができます。トレーに樹脂ゴムなどが含まれた専用液と水を決められた割合で混ぜ合わせ、専用インクを水面に垂直に垂らします。2~3色ほど垂らしたら、爪楊枝などで水の表面を静かに撫でて好みの混ざり具合にします。そこへ画用紙などを浮かべ、ゆっくり引き上げて乾かせば完成です。
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