ワラビの保存方法・やり方・手順や使い方
ワラビ保存の方法概要
ワラビは、春を知らせてくれる山菜の一つです。そんなワラビを多く採った時、どうやって保存したらいいのか悩みます。そんなワラビ保存の方法について説明します。まず、最初は、保存する前に必ず行なわなければならないことがあります。それは、あく抜きです。ワラビは生のままだと毒性があるため、食べることができません。そのため、あく抜きが必要なのです。沸騰した鍋にワラビを並べて火を消します。そして、椿の葉を入れて蓋をして一晩寝かせます。そして、ワラビを流水であくを流して終了です。重曹や灰であく抜きもできますが、ワラビが黒色になってしまうのですが、椿の葉の場合は、緑色になります。
ワラビ保存の手順・方法01
そんなワラビを保存するための手順について説明します。やはり、長期保存し、様々な使い方をしたいものです。そのためには、塩漬けが長期保存できます。あく抜きしたワラビをたっぷりと塩で覆い被せます。そして、竹の葉でワラビを包みこめばより殺菌効果も高くなり、長期保存が可能になります。他にも方法があり、天日干しする方法があります。あく抜きしたワラビをざるの上に乗せて天日干しにします。時々でかまわないので、上下ひっくり返しながら天日干しを行うことがポイントです。数日干して乾燥は終わりです。そして、より長く保存するためには乾燥したワラビを瓶に詰めたりして、空気に触れないようにするとより長くもちます。
ワラビ保存の手順・方法02
ワラビ保存を行う手順において、まずワラビのあく抜きを行うことが需要となります。まずワラビ一束に対して重曹を大匙2杯用意します。次にワラビを丁寧に水で洗い流します。洗ったワラビの水気を切り、重曹をまぶしていきます。重曹をまぶした状態で90度くらいの熱湯にワラビを浸します。この際、沸騰したお湯で煮てしまうとぬめりが出てしまうので、注意が必要となります。ワラビ全体にお湯が浸ったら落し蓋をして一晩おきます。一晩たったワラビを水洗いし、水に半日浸します。浸したワラビの水を切り、ビニール袋やタッパーに入れます。このワラビに塩を多めに入れて冷蔵庫にて保存します。
ワラビ保存の手順・方法03
保存用のワラビの使い方として必ず行う処理があります。それは、塩抜きです。約半日ほど塩抜きを行った後、調理に使用することが大切となります。また、塩抜き後のワラビはそのまま醤油と鰹節でシンプルにお浸しにして食べることができる他、ポン酢やわさびマヨネーズ、胡麻和えなどにすることもできます。その他、山菜蕎麦うあ山菜うどん、炊き込みご飯や煮物などにも利用することができます。また、ワラビの漬物として醤油やだし、みりん、生姜などのを合わせた調味料に漬けるだけで塩抜き後のワラビも数日保存することが可能となります。このように美味しいワラビを様々な方法で楽しむことが大切となります。
ワラビ保存の手順・方法04
春から初夏にかけて沢山採れる山菜、特にワラビは、アクが強くて鮮度も落ちやすいため生では保存ができません。また、生で食べるとアクが強すぎるために中毒症状を引き起こす恐れがあるので注意します。このように、食べるときも保存するときも手順を守り、しっかりとアク抜きをしてから調理します。また、早くアク抜きをするには水につけて冷蔵庫に入れると良いです。その場合、長期保存はできないので早めに使いきります。食べる時季が限られるワラビは時間と共に固くなってしまうので、なるべく採ったら直ぐにアク抜きをすると良いです。また、長期保存には塩漬けや干物がベストと言えます。
ワラビ保存の手順・方法05
このように、ワラビ保存のアク抜き方法にも種類があります。まず、一般的に沸騰したお湯に重曹を入れて茹でるやり方です。この方法は最もポピュラーで、他のアクの強い食材にも使われます。しかし、ワラビは茹ですぎると歯触りが悪くなるのでタイミングが重要になります。また、アク抜きした後に干す方法もあります。こちらは、水分が残っているとカビの原因にもなるので、完全に水分を飛ばすことが大切です。カリカリの乾燥ワラビは水に戻して和え物などに活用して食べると季節を問わずに頂けて良いです。また、アク抜き前に塩にまぶし塩漬けにする方法も使い方としてはありです。
ワラビ保存の考察
ワラビはワラビ科に属する野菜で、旬の時期は3月~5月です。日本全国に分布します。明治時代から栽培が始まっていたと言われる古くから親しまれてきた山菜です。有名な「万葉集」にもうたわれています。江戸時代の凶作により作物が取れなかった際に庶民を救ったのがワラビだとも言われています。ワラビは採れば採るほど生えてくると言われるように、強い自生力があります。しっかりと地中に根をはり、高いものでは1メートルにまで成長します。食すのは、春に芽が出る若芽の部分です。地下茎から採れるでんぷんは、ワラビ粉として和菓子の材料になります。
ワラビ保存のまとめ01(使い方や注意点など)
ワラビを食す際は必ずあく抜きをしましょう。若芽の部分に発がん性物質が含まれていることが、近年明らかになっています。しかし、あく抜きを行えば大半は取り除くことができます。調理の際は、沸騰させたお湯にわらびを入れ、上から重曹をまぶし、火を消します。落しぶたをして一晩置き、きれいな水ですすげば下準備完了です。ワラビ保存にはいくつかの方法があります。まずあく抜きしたワラビを水に浸けた状態で冷蔵庫で保管します。水を毎日取り換えれば1週間ほど保管可能です。また、冷凍保存する方法もあります。あく抜きを終えたものをビニール袋に入れ冷凍しておくだけです。使う際は、自然解凍で調理します。
ワラビ保存のまとめ02(使い方や注意点など)
ワラビは、身近な場所でも比較的簡単に採取できる山菜ですが、栄養価も多く含みます。皮膚や髪の再生に関与するビタミンB2、細胞の老化を防ぐビタミンEのほか、カロテンや食物繊維も含みます。また、干すことで養分が凝縮され栄養も風味も更にアップします。カリウムなどのミネラル分やカロテンの含有量が増えるのです。食物繊維も豊富なため、便秘解消の効果があり、老廃物の排出を促し、大腸がん予防の効果もあります。ワラビは春になると日当たりのよい山地に自生する野菜です。健康への効果も期待できますので、積極的に毎日の食卓に取り入れてみるとよいでしょう。
ワラビ保存のまとめ03(使い方や注意点など)
ワラビ保存方法は人それぞれです。1番多いのが、水洗いをして冷凍させるやり方だと言われています。用意するものは、ワラビをひと束、重曹大さじ2杯、たっぷりの塩です。まずワラビを水洗いします。ボールにワラビを入れ、90度のお湯をワラビがしっかり浸るまでかけます。その上に適度な重さがあるお皿でおもしをして、そのまま一晩おきます。お皿は、ワラビを沈ませるくらい重いものを選ぶことがポイントです。翌日ワラビを水洗いして、今度は水に半日間浸します。その後流水で洗い流し、たっぷりの塩をかけます。それをラップに包み、冷凍庫に入れます。
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ワラビ保存の前にあく抜きをします。水1Lを鍋に入れ、塩小さじ2と小麦粉大さじ4を加えて沸騰させます。沸騰したら、ワラビ100から200gを入れて、弱火で3分煮ます。ワラビを取り出して、流水に10分間さらします。この時、食べてみて、苦みやびりびり感があるようなら、流水にさらす時間を延ばします。冷蔵保存する場合は、水に浸した状態で、毎日水を取り替えれば、1週間程度保存できます。冷凍保存する場合、短期なら水気を取って、長期なら水に入れた状態で冷凍します。乾燥保存する場合は、ざるにわらびを広げ、天日干しをします。時々上側と下側をひっくり返します。保存するときは、乾燥剤を入れます。