紫陽花剪定の方法・やり方・手順や使い方
紫陽花剪定の方法概要
紫陽花剪定は絶対に必須のものではありませんが、行うことで限られたスペースでも大きく育てることが可能です。また紫陽花は樹高が高くなる植物であるため、ベランダなどで鉢植え育てる場合は大きく育ちすぎると不都合が生じてきます。そこで、1回から2回程度の剪定を行うとよいでしょう。剪定の手順はまず1度目は花が終わった後に花の下の2枚から4枚の葉の下あたりで行います。小さく育てたい場合はもう少し切り詰めることも可能です。2回目は秋剪定です。秋の初めに1度目に切ったすぐしたから新しい茎が伸びてきますが、その下の葉の脇には来年咲く花芽が作られています。その部分より少し上をカットするとよいでしょう。
紫陽花剪定の手順・方法01
剪定で気を使う必要があるのが2度目の剪定です。2度目の剪定で強剪定してしまうと、来年咲く予定の花芽をなくしてしまい、翌年は花を楽しめないことになります。紫陽花は2年目に花をつける特徴があるため、花後に伸びた部分には翌年は花をつけないため注意が必要です。翌年咲く花の芽は10月ごろには完成しています。2回目の剪定は9月上旬までには終えるようにしましょう。また紫陽花は挿し木によって増やすことが可能です。6月上旬ごろに花のついてない枝をカットして行います。枝の使い方はまず15センチほどにカットしたものを土にさして行います。1か月程度で根がでてくるため半日蔭で育てます。その後、鉢上げします。
紫陽花剪定の手順・方法02
紫陽花剪定は遅くとも8月の上旬ごろまでには行うようにします。せっかく花が咲いているのだからと、遅くまで残しておきがちですが8月の下旬ごろには次の新芽が芽吹いてきます。剪定作業を花が枯れてから行っていては、次の年に咲くはずの新芽で摘み取ってしまうことになります。毎年アジサイの花を楽しむためには、遅くとも8月上旬、できれば7月中に選定作業を行うようにしましょう。選定作業では枝の下の方を2節から3節ほど残して行います。葉の付け根部分に新芽が出ているので、5個前後残すようにしておきます。新枝に咲いた部分は茶色い枝の部分から切り落としても、春にはしっかりと芽吹いてきます。
紫陽花剪定の手順・方法03
剪定を行う際は肥料も追加しておきましょう。アジサイは日本の植物なので土との相性がよいので、肥料の種類を選びません。園芸品店などに置いてある手ごろな肥料を使用しましょう。紫陽花用の肥料を見つけた時はそれを使用しておけば問題ありません。肥料の使い方は花の時期が終わった直後と、新芽が活動を始める2月ごろに追肥します。日当たりはよほど日差しが強い所でなければあまり心配はありません。夏に日差しが強すぎる時は園芸品店でシェードを購入し紫陽花にかけて、日差しを和らげましょう。鉢植えで紫陽花の栽培を行う際は、2年に1回ほど植え替え作業を行うときれいに花を咲かせることができます。以上が剪定の手順の説明です。
紫陽花剪定の手順・方法04
紫陽花はただ花を楽しむだけなら必ずしも必要はないのです。しかしそのまま植えっぱなしでいると伸び放題になってしまい、スペースを取ってしまいますし花の位置も高くなってしまったりしますので、株の大きさを一定に保つためには剪定が必要となってきます。そこで使い方によって剪定法を分けて行うことも可能です。 翌年咲く花芽は10月ごろには完成しており、翌春に花芽をむいて花を咲かせます。ですから9月中旬以降にバッサリと切り落とすと、翌年の花芽ごと切り落とすことになってしまいます。どうしても切りたい場合は葉の付け根にふっくらとした花芽が確認できるようになってから行います。
紫陽花剪定の手順・方法05
いろいろな剪定法がありますが、毎年花を咲かせるために失敗の少ないのは2段の紫陽花剪定です。手順としてまず1回目は花がせき終わった後、花から2~4枚の葉の位置で切り詰め、秋の初めに2回目の剪定をします。1回目の剪定後に伸びてきた新しい枝の下の葉の上で切り詰めます。小さくまとめたい場合は1回目の剪定で短く切り詰めても構いません。2度の剪定が面倒な場合、花後、花の咲いた枝を切り、咲かなかった枝を残して剪定をします。全体を小さく仕立てたい場合は、すべての枝を株元近くで切戻します。しかし大胆に切り戻しをした場合翌年はなを付けないこともあります。
紫陽花剪定の考察
紫陽花は梅雨という憂鬱になりそうな時期を楽しませてくれる花です。紫陽花は「七変化の花」ともいわれる通り、青、紫、白など様々な花色があります。この花色は土壌のpHと関係があります。また、紫陽花には「額咲き型」と「手まり咲き型」の2種類があります。「額咲き型」とは花房の中心部に小がく花があり、その周りを大きな花弁状がく片をもつ装飾花が囲っているような咲き型のことです。「手まり咲き型」は、装飾花が手まりのように丸く着生しているような咲き型のことです。このように紫陽花の花は種類に富んでいます。もし、来年も紫陽花の美しい花を楽しみたいのであれば、紫陽花剪定はお盆以降にしないことをお勧めします。
紫陽花剪定のまとめ01(使い方や注意点など)
紫陽花剪定の時期は7月~9月初旬です。毎年花を楽しむためには2段階の剪定が良いです。1年目の剪定は花が咲き終わった後、花から2~4枚下の枝を切ります。2年目は9月初旬にしましょう。2~3節下のわき芽(葉付け根の小さい芽)の枝上で切ります。ここから新しい茎が伸び花芽になります。生えてから4~5年経った古枝は花つきが悪くなってしまうため、冬の休眠期に切り取ることで栄養が新しい枝に行き渡りやすくなります。紫陽花は同じ芽が毎年花を咲かせるわけではありません。2年毎に花を咲かせる植物なので、「今年花が咲かなかったから」といって切ってしまわないように注意しましょう。
紫陽花剪定のまとめ02(使い方や注意点など)
紫陽花剪定は8月以降にはもう花芽が出てくるので、秋などに枝を短く切ってしまうと来年は葉っぱだけという事にならないよう、切る時期には注意が必要です。あじさいの花が終わって7月末ごろ、遅くても8月上旬までに剪定します。剪定方法は、花から2~4枚派の位置で枝を切り詰めます。全体的に小さくしたい場合は、すべての枝を株近く切り戻すと、来年は花が咲きませんが、形は整います。究極、剪定をしなくても花は咲くので株が年々大きくなりますが、花をたくさん咲かせたい場合、ナチュラルガーデンを目指しているときなどは、そのままの方が花がたくさんついて見事かもしれません。
紫陽花剪定のまとめ03(使い方や注意点など)
梅雨時期の庭を華やかに彩る花が咲いたあと、すぐに紫陽花剪定に取り掛かります。その方法として、開花後すぐに剪定する事です。秋には紫陽花が花芽をつけるため、その前に剪定しておく必要があります。剪定は、咲き終えた花のすぐ下の節を切ります。紫陽花は多年生の植物なので、そうすることで毎年綺麗な花を咲かせてくれます。ただし紫陽花の種類によっては、剪定時期が異なる場合もありますので注意が必要です。鮮やかな青やピンクなどの色とりどりの花を咲かせてくれる紫陽花を、適切なお手入れで毎年咲かせて楽しみたいものですね。
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紫陽花剪定は、花が終わった直後に開始します。株が小さい場合には花柄を摘むだけで済みますが、枝が伸び放題になっている場合には全体を大きく切り戻してあげるようにします。翌年以降の株の形が歪まないためにも、全ての枝を同じ長さに剪定することが大事です。花をつけた枝の二節下の脇芽の上から切ってあげることで、翌年も綺麗な花が咲くようになります。その後、8月を過ぎた頃から花芽が形成されていきます。11月以降になったら、花芽ができなかった枯れた枝や細い枝を改めて剪定します。こうすることで、花芽に十分な栄養を行き渡らせることができます。