食品衛生責任者取得の方法・やり方・手順や使い方
食品衛生責任者取得の方法概要
食品衛生責任者は、飲食店を開業、運営する際に必ず必要です。飲食を扱う店であれば、すべての店舗が、食品衛生責任者を選出して保健所に届けなければなりません。オーナーや店長がなっても、従業員の誰かがなってもかまいません。食品衛生責任者の資格を取得するのは難しくはなく、たいてい1日で終わる講習をうければ食品衛生責任者になることができます。また、栄養士や調理師、製菓衛生士などの資格を持っている人は、講習を受けなくても食品衛生責任者になることが可能です。それぞれ、各都道府県の食品衛生協会が基準を定めています。
食品衛生責任者取得の手順・方法01
食品衛生責任者になるための講習は、全国にある食品衛生協会のいづれかで受講します。日程や申し込み方法は、協会によって異なりますので、ウエブサイトで確認し、予約は早めに取りましょう。人気のあるところだと、すぐにいっぱいになってしまいます。また、店舗のある場所の協会で講習を受けなければいけないわけではなく、全国どこで受けても、同じ資格をとることができます。よって、自宅に近い場所や、予約の取りやすい場所を選ぶこともできます。ただし、お店に掲げるプレートに協会名が記されるので、お店のある都道府県のほうが見栄えがよいかもしれません。
食品衛生責任者取得の手順・方法02
食品衛生責任者としての修了証には、特に有効期限はありません。いちど講習をうけて修了証をもらったら、更新などの手続きはありません。ただし、これは修了証自体に更新がないだけで、実際に食品衛生責任者として登録された場合には、その後も定期的に講習を受ける必要があると定めている都道府県もあります。たいてい1年から3年に一度講習を受けさせる協会が多いようです。つまり、食品衛生責任者取得後、10年たった人でも、お店の食品衛生責任者として任命できますが、いちど任命されたら、その人は、登録された協会の取り決めに従い、定期的に講習を受けるということになります。
食品衛生責任者取得の手順・方法03
食品衛生責任者は、兼任ができません。ひとつのお店で食品衛生責任者として登録された人は、ほかのお店で登録することができないのです。いくつも店舗を経営しているオーナーの場合、ひとつの店舗で食品衛生責任者となったら、あとの店舗では、ほかの人に任命しなくてはなりません。別のお店に移って食品衛生責任者になる場合は、必ず前のお店から退任しなければなりません。前のお店で食品衛生責任者であったことを忘れて、独立したあとに食品衛生責任者として登録しようと思ってもできない、というケースがよくありますので、気をつけましょう。
食品衛生責任者取得の手順・方法04
食品衛生責任者取得の手順ですが、食品衛生責任者となるよう指示され、調理師免許や栄養士の資格を持っていない場合は、まず近くの食品衛生協会のウエブサイトから、講習会の申し込みを行います。申込書をダウンロードして、記入してメールなどで送ったり、ウエブサイト上でそのまま申し込める場合もあります。受講料は、1万円です。講習の内容は、どの協会でうけても同じです。公衆衛生学を1時間、衛生法規を2時間、食品衛生学を3時間の、計6時間の講習となります。最後にテストがありますが、その結果により合否の決まるものではなく、全員に修了書が渡されます。
食品衛生責任者取得の手順・方法05
食品衛生責任者になったら、事業所やお店の、お客さんから見える場所に、食品衛生責任者名を掲示しなければなりません。各協会から、協会名と名前の入ったプレートを購入することもできますが、これは必須ではありません。また、食品衛生責任者になる条件ですが、協会によって年齢などの定めは異なります。たとえば神奈川県食品衛生協会では、15歳以上(中学生は不可)であれば講習を受け、修了証をもらえることになっています。ただ、だからといって食品衛生責任者として認められるとは限りません。しかし、有効期限のない修了証なので、早い時期に取得しておいて、バイトや就職の際にアピールするという使い方もあります。
食品衛生責任者取得の考察
食品衛生責任者取得を目指してる方は、職場で必要だったり、新たに開業しようという方が多いと思います。そこで新たに飲食店を開業しようとされてる方には、特に早めの予約をおすすめします。なぜかというと、その地域によって開催される日程が違うからです。中には半年に1回ぐらいしかない地域もあるので、たまたまオープンしようと思っている時期に講習会がない場合もあります。さらに開業しようとされてる方は、物件探し、工事の手配、メニュー構成、什器の用意等やることが山ほどあります。出来るだけ早めに出来ることはしておいた方が良いので、まずは近場の食品衛生協会を調べて予約して下さい。
食品衛生責任者取得のまとめ01(使い方や注意点など)
もし急いで開業しなければいけないけど、自分の住んでいる地域の講習会が近い日程でないという場合は隣の県なども探してみて下さい。意外と近い日程であったりします。住んでいる県ではなくても食品衛生責任者は取得出来るので、急ぎの方には、ちょっと移動が大変かもしれないけどおすすめです。更に講習の料金も場所によって違ったりするのでよく調べてみてください。中には他の半分ぐらいの料金で受講出来たりもするので、時間に余裕のある方は、安い料金で受けるために隣の県の講習会を受けるというやり方もあります。全体の傾向として都市部の方が料金は高くなっているようです。
食品衛生責任者取得のまとめ02(使い方や注意点など)
さて予約をしたら実際に講習を受けるだけです。講習は大体5時間ぐらいで終了して修了証書をもらえます。これで晴れて食品衛生責任者を取得です。お店を営業出来る様になります。しかし、ここで気を付けて頂きたいのが、講習だけで簡単に取得出来るからといって、居眠り半分で受けないでほしいということです。講習では基本的な心構えとか、手洗い、殺菌、消毒の重要性等を教えてもらいますが、ここをおろそかにしている人に限って、食中毒を出したりして営業停止になったりしています。人様に食品を提供することに、本当に責任を持って取り組んで頂きたいです。
食品衛生責任者取得のまとめ03(使い方や注意点など)
食品衛生責任者取得対象者は、飲食業界や食品製造などで働く方が対象になっており、取得する際に勤務年数や年齢などは関係なく誰でも取得できる仕組みになっています。食品衛生責任者の資格を取得する方法は、年2回開催されている保健所の講習会を受講する事で取得できますが、所得後にも年に数回ある講習会の参加が義務付けられています。また、食品衛生責任者の資格は、一度取得してしまえば更新などの手続きもなく長期間に渡り継続されますが、講習会の参加経歴が少ない場合は再講習が必要な場合もあります。なお、食品を扱う店舗や工場では食品衛生責任者の設置が義務付けられていますので、必ずしも資格の取得が必要になります。
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食品衛生責任者取得のためには、講習を受ける必要があります。講習を行っているのは、食品衛生協会です。講習は全国に存在する協会で受講します。講習内容については、全国で統一されているため、どこで受けても構いません。講習は、公衆衛生学・衛生法規・食品衛生学の3つの分野を合計6時間にわたって行います。なお、講習の最後にはテストがありますが、このテストの成績が悪いからといって、資格を取得することが出来ないということは無いようです。講習を終えると、修了証を受け取ることが出来ます。これには、有効期限は定められていないので、更新手続きの必要もありません。