紅茶染めの方法・やり方・手順や使い方
紅茶染めの方法概要
淡くナチュラルな優しい風合いに染まる紅茶染めは、自宅でも挑戦できるのが嬉しいところです、茶葉の量や種類、染める布や待つ時間によっても違う色合いになるので、ハンドメイド感が味わえるのもたまりません。紅茶染めの他には近いものですとコーヒー染めもありますが、それより薄くて淡い色に仕上がります。染めたいものが入るくらいの大きさのお鍋があれば、あとは水や紅茶の茶葉、薬局で売っているミョウバンなどを揃えて紅茶染めをすることができます。染めムラなどが出て最初は難しく感じるかもしれませんが、手軽にハンカチなどから染めてみるのも楽しいものです。
紅茶染めの手順・方法01
染めるのに必要なものです。染めたいもの(ハンカチやTシャツなど)、染めたいものが入る程度の大きさの鍋、紅茶の茶葉(水1リットルにつき大さじ2程度)、ミョウバン(水1リットルにつき小さじ1程度)、ミョウバンをとかす鍋・ボウルなど(こちらも染めたいものが入る程度の大きさのもの)、染め物をかき混ぜるさいばし、これらのものを用意します。染めたいものによって必要な鍋の大きさ、茶葉・ミョウバンの量などは変化します。鍋の大きさは、染めたいものが入っても余裕がある位が好ましいです。余裕がないとかき混ぜることが難しく、染めムラができてしまいます。ミョウバンは薬局で手に入り、布に染めた色を定着させるのに使います。
紅茶染めの手順・方法02
紅茶染めの手順です。まず、染めたいものが浸かる程度の水を鍋にいれ、沸騰させます。沸騰させたら火を止め、茶葉を入れて煮出します(この紅茶は飲むためのものではないので、濃い目に作るのがオススメです)。染めたい布を全体をよく濡らしてしぼっておきます(染めムラを防ぐ為です)。これを紅茶を煮出している鍋に入れ、キレイに染まるようにさいばしなどで時折かき混ぜながら染めていきます。火をつけてそのまま10分程煮ます。10分たったら火を止め、丁度良い色に染まるまで更にそのまま20分~1時間程度放置します。放置している間も染めムラが出来ないように時々かき混ぜます。
紅茶染めの手順・方法03
染め物を放置している間に、別の鍋・ボウルにまた布が入りきる程度のお湯を用意しミョウバンを溶かしておきます。染め物がイメージの色まで染まってきたら(ただし、その後に洗濯・乾燥などすると色は薄くなるのでイメージより濃い目の方が好ましいです)、鍋から取り出し、そのままミョウバンを溶かしたお湯のある鍋・ボウルの方へ入れます。このときに布は絞らないでおきましょう。絞ると染めムラの原因になってしまいます。そのまま布をミョウバンのお湯に浸し、ムラのでないようにまた時折かき混ぜます。1時間程度放置し、時間がたったら染めものを取り出し流水ですすぎます。色がでなくなるまで洗い、よく絞った後で陰干しします。
紅茶染めの手順・方法04
染め物を染めて洗い終わるまでは、絞らないようにしましょう。絞るとムラの原因になってしまいます。また、染めている最中には染まったように見えていても、その後洗濯をして乾燥させると色が薄くなるのものです。イメージしているカラーより濃い目に染まったと感じるくらいの方がちょうど良いことが多くあります。しかし、色が薄すぎたと感じた場合に、乾燥させた後でももう一度染めることもできます。その他、逆に濃く染めてしまった場合、染めムラができてしまった場合にでも、洗濯をしているうちに色やムラが変化したり馴染んでくることもあります。また、染めたものは洗濯をする場合に、色落ち・色移りする場合があるので気をつけましょう。
紅茶染めの手順・方法05
紅茶染めは、布だけでなく紙にすることもできます。布を染めるより気軽に出来るので、興味があるけどいきなり布を染めるのは心配という方にもオススメです。布を染める場合にでも、最初は小さく扱いのしやすいハンカチなども良いかもしれません。ハンカチに輪ゴムを使って模様をつけることも出来ます。輪ゴムの使い方は、ハンカチにキツく巻き付けるだけです。その状態で輪ゴムを取らずに染めあげれば、輪ゴムの部分だけに紅茶の液が入らず白く残るので、それを模様として楽しむことが出来るのです。いろいろな布や茶葉、染め方で染まる風合いを比べてみるのも楽しそうなものです。
紅茶染めの考察
誰にでもできる紅茶染めで、趣きのあるブラウンの色合いを楽しみましょう。まずはその材料です。あまり大きなものや量が多いときれいに染まらず、ムラになる可能性があります。1回の作業でTシャツ1枚くらいの量が適正です。Tシャツなどの服以外では、レースやハンカチ、紙なども染めることができます。特にレースや紙は、まるでアンティークのようなおしゃれな色合いに染まるため、とても人気があります。なお、綿素材は良く染まりますが、化学繊維は染まるやすいものと染まりにくいものがあります。レースによく使われるナイロンは染まりやすいですが、ニットに多いアクリルはほとんど染まらないので注意が必要です。
紅茶染めのまとめ01(使い方や注意点など)
布地などの材料の他に、煮出しに使う鍋・色止め用の塩・そして紅茶のティーバッグを用意します。鍋はあまり大きいものは必要なく、材料全体が浸せる程度でOKです。色止め用の塩は小さじ1杯くらいで良いでしょう。ティーバッグは2個から3個が一般的です。なお、紅茶の種類によって濃さや色合いがかなり変わります。中にはブラウンというより薄いグレーに近い染め上がりになるものもあり、こうした違いを楽しむのも紅茶染めの良さとされています。用意ができたら、まずは下準備として染める布を洗っておきます。Tシャツ等は糊や汚れが付いているとキレイに染まりません。レースはサッと濡らすだけでOKです。いずれも濡れたままで染めます。
紅茶染めのまとめ02(使い方や注意点など)
鍋に布がヒタヒタになるくらいの適量の水と、ティーバッグ2個から3個入れて火をつけます。沸騰してきたらティーバッグを取り出し、色止め用の塩小さじ1を入れ、火を止めます。そこに染めたい布などを入れ、しばらくそのまま置いておきます。この時、長く浸すほど濃く染まります。なお、化学繊維、特にナイロンは熱に弱いことから、沸騰してすぐの鍋に入れると変形してしまう可能性があります。レースなどは液が少し冷めてから入れましょう。好みの濃さになったら、取り出してすすぎます。何度も水を替え、水が透明になったら染めの完成です。あとは、風通しの良い場所で陰干ししましょう。
紅茶染めのまとめ03(使い方や注意点など)
紅茶染めは、セピア色のやさしい色が特徴です。この方法は、身近にあるものだけで簡単にできるのも魅力です。用意するものは、染めたいもの、ティーパック10個、水2リットル、大さじ1杯の塩です。まずお水を沸騰させ、洗面器に入れます。ティーパックと塩を入れてよく混ぜます。そこへ染めたいものを入れ、さらにゆっくり混ぜます。そのまま数時間放置します。漬け込む時間によって濃さが変わるそうです。じゅうぶん漬け込んだら洗い流します。その後干して完成です。日光に当てると色が抜けてしまうおそれがあるので、直射日光を避けて日陰に干すことがポイントです。
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紅茶染めに必要な材料や道具は、染めたい布、鍋(染める布の量で大きさを選ぶ)、色止め用の塩、そして紅茶のティーパック(未使用でもで出がらしでも大丈夫)。
まず初めに布を水洗いし、付いている糊を落とします。糊が付いていると染まりにくくなります。
次に鍋にお湯を沸かしティーパックを入れて染め液を作ります。液の量は布がひたひたに浸かる位で結構です。乾くと色が薄くなるため、濃い目の液にします。
染め液が沸騰したところで、塩を少量入れて溶かしてから布を入れます。そのまま冷めるまでほおって置きますが、好みの色合いになったら取り出します。十分にすすいで余分な染め液を落としてから陰干しで乾かせます。